♪ 老木に底方(そこい)知らざる空洞を抱えて生きる我を見ている
今日はぴーかん。
放射冷却で最低気温が下がり、北海道から近畿にかけての広い範囲と中国地方と九州の一部に「霜注意報」が発表された。寒暖の差がかなり激しい。
名古屋に限って言えば、12・13日に雨が降った後、かなり高い日が続く予報になっている。全国的にもかなり暑くなるらしい。
まだ5月だというのに・・・、まったくもう夏の陽気だ。今から庭の水遣りにも注意が要るようになる。鉢植えに遣り忘れがあると枯らしてしまうことになる。
☆
セダム・オーロラ
鉢を取りに来た義妹が、玄関のこれを見て「いいね~これ」と声を上げた。ただ寄せ植えにしてパーゴラの吊り台に乗せ、ほったらかしにしていたもの。冬場には真っ赤に紅葉するし、多肉植物は管理も楽で良い。伸びて下に垂れていたのを幾つか切って、持たせてやった。
彼女の両親ともに健在で、お父さんは91歳になるも、少し下のお母さんよりずっと元気だとか。未だにパソコンもやるし、矍鑠として元気に暮らしているらしい。運転免許証を今年ようやく返納したばかりらしい。この分だと100歳まで行くかもしれない。
木は中心が枯れてもちゃんと生きている。樹種にもよるが、大概の老木は外からは見えないが、中心部が空洞になっている。京都の清水寺近くの通路で倒れた木もそうだった。
年を取るというのはこういうことなのだろう。しかし、この木はまた若い芽まで出していて、見かけよりも生きる意欲が旺盛のようだ。
一体何の木だろう。特徴がないので調べようがない。
こんな風になりながら元気を装って、うっかり長生きしてしまいそうな自分を見ているよう。なんだかちょっと愛おしくなる。
|