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2024.06.18
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カテゴリ:政治・政治家

♪ 政治には足を突っ込むべからずと半農半漁に家訓のありき


 市議会の6月定例会の傍聴に行って来た。常滑市には行ったことがあるが知多市は初めて。議場は装飾性のない無機質な空間で、ワンフロア上から見下ろしている議会の様子は、厳粛と言えば聞こえがいいが重苦しく静まっていて、まるで裁判所の法廷のようでもある。
 

知多市議会議場(知多市HPより)


大府は後ろの曲面の壁に窓があり、解放することとても明るくなる。


 行政と立法が対面する構造は確かに緊張を強いられるし、いい加減な気持ちで議論を交わす場ではないということを物語っている。市政を司る重要な場所なのはわかるが、心湧き立つような楽しい場所でないことは確か。丁々発止とやりあう戦いの場だとしても、あまりにも味気なくも堅苦しい。
 イギリスの議会(下院)の様子がテレビで流れるのを見てると、そのあまりの違いに驚いてしまう。


2022年 ジョンソン首相スキャンダルの時

 知多市の議場は基本的には国会と同じで、傍聴席からは議員の顔を見ることができない。ほとんどがこの従来型で良しとしているが、全国には新しい形を取り入れているところもあるようだ。


平塚市 議場


甲府市 議場


長崎市 議場


宮崎県小林市 議場

 理想的な形を模索してはいるのだろう。宮崎県小林市のものが理想形だと思う。知多市の定数も18とほぼ同じ規模なので、可能だと思うが新庁舎の設計はどうなるのだろうか。


 昨日は一般質問の日で、10時ごろに訪問。午前には4人の質問が予定されており、すでに2人が済んで休憩があり、3人目の始まるところだった。行政側は市長、副市長2名、役職職員18名。議員側は17名で1人欠席(たぶん、泉清秀議員)となっていた。


拡大します

 傍聴者は、私の他にスーツ姿の男性1人、高齢の女性2人連れ、中年女性1人の計5人。すぐ前の席にいた高齢女性2人連れに「よく来られるんですか?」と聞いてみた。「毎日来とるよ」「広報なんて読まんし、直接聞いた方がええが」「みんなも来ればいいに、来ないかんわな」と、元気な答えが返って来た。一人は91歳だというのでビックリ。もう一人も80は越えているようだった。


 質問者の持ち時間は1時間となっている。一問一答方式で、議員がの質問を読み上げ、担当部長が答える。その答えに基づいて再度質問する。国会と同じで、あらかじめ質問の内容は提出してあるので、形式的にやっているように見えるのは仕方がない。大方はこれで納得して終わる。最後に希望と要請などを付け加えて質問を終了する。

 議員の熱意と思い入れによっては内容に厚みが出るが、そうでなければ薄っぺらいものになる。質問の内容によってあっさり早めに終わってしまうこともある。

 昼に一旦戻って、午後は2時ごろに行った。


質問者の番号は議席の番号。
一番から新人が並び、順に2期3期と後ろの方になる。
 
 午後の二人目の質問に関心があった。一人1時間の持ち時間なら2時ごろ行けばいいかとのんびり構えていたら、すでに2番目の質問まで終わっていた。一人30分程で済んでしまったということになる。ガッカリだ。

 午後は傍聴者が増えていて、男女4年ずつの8人。午前にいた老婦人はいなかった。


 首長提出の議案を一度も修正、否決しなかった「丸のみ」の議会が多く、全国でも相当数の議会が形骸化してしるのが問題になっている。歳費だけもらって、やった風を装っているだけの議会。地域によっては人材がいない上に歳費も削られ、ますます先細ってゆく。
「消滅可能性自治体」の多くは、長い間こういう状況から抜け出せずにいて、必然的な流れに沿って “うたかた” のように消えてゆくのかもしれない。

議会のあり方・長と議会の関係について」市町村合併の推進状況について(総務省)





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最終更新日  2024.06.18 10:46:08
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