♪ クーラーの吐き出す風の熱いこと自分ばかりが大事でごめん
各国の予想がほぼ一致しているので上陸するのは確実となっている。
速度が10㎞/hと遅く、週明けの27日(火)ごろから影響が出てくるようだ。海水温が30℃と高いところをゆっくりと移動するので、発達する可能性がり要注意だ。
しばらく本州を直撃することが避けられていた台風。上陸することの重大さへの意識が下がっているかもしれない。
24日の予想天気図
そして、この先どうなるか分からないが、海水温の最も高い緯度のはるか沖に、ハリケーンが2つ発生している(赤道より北で東経180度より西の領域で発生したものが台風)。
極たまに180度線を越えてやって来ることがあるらしいので、今後の動向を注視する必要があるかもしれない。
| 太平洋側は、地震の後は大雨で鉄道・航空便が大幅に乱れたばかり。今度はまともに台風の直撃を受けることになる。
台風は、春先は低緯度で発生し、西に進んでフィリピン方面に向かうが、夏になると発生する緯度が高くなり、下図のように太平洋高気圧のまわりを回って、日本に向かって北上する台風が多くなる。
台風の月別の主な経路
(実線は主な経路、破線はそれに準ずる経路) 8月は発生数では年間で一番多いが、台風を流す上空の風がまだ弱いために台風は不安定な経路をとることが多い。
9月以降になると、南海上から放物線を描くように日本付近を通るようになる。このとき秋雨前線の活動を活発にして大雨を降らせることがある。
室戸台風、伊勢湾台風など過去に日本に大きな災害をもたらした台風の多くは、9月にこの経路をとっている(気象協会)。 |
今は本格的な台風シーズンで、8月9月10月は量産体制に入る時期に当たる。去年少なかった分を取り戻すかのように、ここへ来て短期間につぎつぎと発生している。
世界的な異常高温が長期間にわたって続き、海水温は温められっぱなし。蒸発した水蒸気が溜まりに溜まって、雨となって降りそそぐ機会を今か今かと待っている。
そんな状態の大気は不安定だ。刺激を受ければ前線が発生し、刺激発達して狂ったように暴れ出す。
東京や関東などはゲリラ豪雨、東北も北海道も大雨続き。その前は九州、四国もが大雨が続いた。日本海側でも雨が続いた時期があった。今まで免れていた中部地方も、今回は逃れられそうにない。それどころか室戸台風、伊勢湾台風のような脅威にさらされるかもしれない。
猛暑と大雨。こんな地球に誰がした。
対策、防衛、救済、復興・・・。金が掛かる上に経済的打撃も大きい。
総理の地位を求めて内紛している場合じゃない。
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