♪ 降る降ると思わせながら降らぬ雨ゲリラ暴君大化けものよ
台風10号のスピードが遅く、27日(火)ごろに接近し、28日(水)ごろ西日本のどこかに上陸するようだ。
27日の段階から急速に雨雲が発達し、台風から離れた場所で大雨が降る可能性があって、警戒を呼び掛けている。
|
気象協会の予想は、最近は世界でもっとも精度が高いと言われている。
10号は、950hPaほどまで発達するとの予測で、今のところ気象庁と米国海軍の予想が「伊勢湾直撃のコース」を通るものになっていて、心配している。
|
伊勢湾では高潮が心配される。高潮は、主に以下の 2 つのことが原因となって起こる。
【吸い上げ効果】
台風や低気圧の中心では気圧が周辺より低いため、気圧の高い周辺の空気は海水を押し下げ、中心付近の低い気圧により海水を吸い上げるように作用する結果、海面が上昇する。気圧が1hPa 下がると、潮位は約1cm 上昇すると言われている。
例えば、それまで1000hPa だったところへ中心気圧950hPa の台風が来れば、台風の中心付近では海面は約50cm 高くなり、そのまわりでも気圧に応じて海面は高くなる。
【吹き寄せ効果】
台風や低気圧に伴う非常に強い風が沖から海岸に向かって吹くと、海水は海岸に吹き寄せられ、海岸付近の海面が上昇する。 この効果による潮位の上昇は風速の2乗に比例し、風速が2 倍になれば海面上昇は4倍になる。
また遠浅の海や、風が吹いてくる方向に開いた湾の場合、 地形が海面上昇を増大させるように働き、特に潮位が高くなる。また、一般に台風が強くなると、吸い上げ効果よりも吹き寄せ効果の影響が大きくなる。(愛知県で発生する顕著な高潮について)
伊勢台風は大潮の満潮時だったために被害が拡大したが、今回は運よく27日は小潮、28日は長潮に当っているので最悪の事態は免れる。
|
伊勢湾の高潮防潮堤が、南海トラフ大地震の津波対策で6mかさ上げされている。
毎日新聞
その内側に位置する知多市はその恩恵にあずかり、海からの被害は最小限に抑えれれる。しかし、風や雨は避けられない。
南寄りの風をまともに受けると、わが古家は堪らない。瓦が飛ぶ恐れがあり、それを一番恐れている。
なにせ築90年を超える老体だ大。屋根は一度葺き替えをしているが、屋根の下地材は腐っていて、瓦のない状態では乗ることもできない。瓦が飛んでしまったらビニールシートで覆うしかないが、それをするのも厄介だ。
大雨だけなら我慢するが、暴風だけは止めてほしい。
|
束の間の富士山
ずっと曇っていたが、この時間だけ姿を見せ、すぐにまた雲に覆われてしまった。
|
|