♪ 無くなりてようやく気付く有難さお金と親にお米もと知る
台風が来るというので取りあえず懐中電灯を買ってきた。古いのはパッキンのゴムがいかれて防水が効かなくなっている。これは耐塵・耐水で多少の衝撃にも耐えるというもの。
今はどれもLED仕様になって小型化されて、単1電池を使うものなどどこにもない。
全長16㎝
小さいので心許ないと思うのは、昭和の価値観から抜け出せない爺ゆえか。
他の防災グッズは、先日の地震騒動の時も何もせず、台風が接近するというのに何も手を打っていない。何故だかその気にならない。
心配性のカミさんにも全くその気がない。どういうことだろう。無精のせいでもない。楽観的というか不感症というか。
被災の本当の苦労を経験したことがないせいだろう。
| 令和のこの時期に米騒動なんて誰が想像しただろうか。どこへ行っても売り切れで、困っている人たちがいる。
我が家は何とか5㎏を1袋ゲットしてホッとしている。1か月は持つらしい。9月になれば新米が店頭に並ぶ。小食の夫婦二人なので何とかなるが、育ち盛りの男子が複数いる家庭ではどうにも立ちいかない。
業務用のブレンド米を買ったり、パックご飯をまとめ買いして凌いでいる人もいるらしい。
コメは昨年の猛暑で品質のよい商品の供給量が減っていた。麺など他の食品に比べ割安で需要も堅調だった。そこにインバウンドが増加して需要が増え、急速に品不足に。
政府は備蓄米の放出には消極的。入札などの手続きが要るため、出回るまでに数週間かかり即効性が薄いとみられ、 放出の効果が出るころには新米が流通するためらしい。
大阪府松原市の米の卸売業者
「政府備蓄米が出た後は相場がごろっと一変するんで、ちょっとまずいな。備蓄米出すのは裏技の裏技なんで、やられると困るんですよね。急に大外からボンって(安い)政府備蓄米が出てきたら、今仕込んでる米が(暴落して)今度、僕が逆ザヤで死んでしまうんで。やめてくれって話ですね」
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米の消費が減り続け、米過剰になり米価が下がり続けていて、米農家は存続も危ぶまれている。また、米の輸入は相変わらず続けられている。
寒さ対策の品種改良で北海道でもいいコメができるようになっているが、今や、暑さに対応した品種への切り替えが急務となってきた。農水産相の強い供給力を目指す取り組みが急務だ。
地球環境の変化をも考慮し、米需要の増減、生産者の保護も含めて、安定供給の道筋を立てるのは容易なことではない。議員や職員の知恵だけでは追い付かない難題だろう。
AIにどこまで頼れるものか分からないが、コンピュータの力を借りて、画期的なアイデアでも出さない限り正解は見つからないだろう。
如何に安定的にコメの生産を続けて行くか、農水産相の本気度が問われている。
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