♪ 一日の有終の美を見たかりき雲のハラスがそれをさせない
少し前から赤トンボがたくさん飛ぶようになっている。暑いとは言っても「白露」ともなればもう立派な秋だ。
屋根の上に、交尾中の赤トンボがちょっと休みに下りて来た。赤トンボといっても種類が多く、判別はむずかしい。
「*翅の先端部に黒かっ色の部分がある。*腹部だけが赤くなる。*胸の部分は黄色やかっ色。」これらからすると「リスアカネ」のようです。中型の赤トンボだ。
「マイコアカネ」に続いて今度はリスアカネがやって来たのだ。交尾していたところを見ると、この屋根の直下に3つあるメダカの鉢に産卵するのだろうか?
調べてみると、「産卵は空中から卵を振り落とす打空産卵で、水のない池畔の土や枯れ草の上で雌雄が連結して行う」とある。「秋に産み落とされた卵はそのまま越冬し、翌春産卵場所が増水して水面が上昇し水没した環境下で孵化し幼虫となる。」
「水田やプールなどの明るく開放的な環境では見られないことが多い。アキアカネなどとは違い遠くまで移動することはなく、羽化後も羽化水域の近くに留まり、体が成熟するまでそこで摂食活動を行う。」とある。
この近辺の何処にそんな場所がある?
確かに田園都市として、周囲に田んぼや畑があるし、葦の生える湿地や溜池もある。しかし、ここからはかなり遠い。風に流されてきたのだろうか。
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今朝6時。精進湖からの富士山
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