♪ マスク美人は歯科医師の前に秘をさらす腹の底まで見られるごとく
今朝の精進湖 富士山の顔
8月21日に部分入れ歯を作り変えている。最後に、表面を磨いて終わりにしましょうという事になり、きのうそれをやってもらった。
処置が終わって最後に、「3カ月に1度メンテナンスをすることをお勧めします」と言い、「保険対応のものと保険の利かないものがある」と言ってきた。
そんなことはじめて聞いた。「保険対応だと時間も短いので、すべてをきれいに出来ない場合があります。保険が利かない方では、1時間ほどかけてやるのでとても安心です」みたいなことを言う。値段は?と訊くと、保険だと3000円だが、9,900円ほどかかるという。
歯の表面を磨いただけで、こんな明細になる
以前、この歯科医院で治療前の説明の時に「前にかかった時に定期的なメンテナンスの話しがなかったんですが、どうなんでしょう?」と訊いてみたところ、「3カ月に一度は必要ないですよ。歯周病も無いしきれいですから、5カ月に一度くらいでいいですよ」と言われている。
別の歯科衛生士だろうが、今回の歯科衛生士は、全く違う事を言っているわけだ。
★
他の歯科医院でも、保険対応外のメンテナンスを勧められたことなど無い。カミさんの働いている歯科医院は、保険対応で当たり前に45分ほどかけて、きれいに掃除をしているという。それ以外のものの選択肢は無いという。
一体この歯科衛生士は何をもってこんなことを言っているのだろうか。また、病院としての統一性がなく、バラバラな対応をしている。ポイント制で成果によって報酬がもらえる何か、選択できるようになっているのだろうか?
支払いの時に、「3カ月後の予約は、いつがいいですか?」というので、こっちから電話します言って断った。心はすでに決まっている “5カ月後くらいに電話すればいい” と。
|
先生がしょっちゅう変わるし、HPにも名前を載せていないかった。研修医を受け入れていると書いてあっが、今はどうなんだろう?(今はごく簡単なものに変わっている。)
実際には、“丁寧にやってくれている” という印象を持っていて、腕が悪いなどと思ったことはない。むしろ、以前に掛かっていた歯科医院のオーナー先生よりは良いと思っている。その歯科医はかなり問題のある先生で、“腕はいいが、患者とのやり取りに問題がある” という風に思っていたが、医院を替えてからは、その抱いていた印象が「違和感から異常」に変わっている。
★
先生に遠慮してセカンドオピニオンを言い出せない人は多い。病院を替わると最初から同じ検査をさせられる。そこにも抵抗があって、なかなか替わることができない。
しかし、一度、違う先生に診てもらうと、見立や治療法など違う事も多く、医者と言えども “個人というものがいかに偏っているものか” がよく分かる。
|
歯医者でも人気商売という一面もあるのだし、コミュニケーションをとるためにも対面式にするべきだと思う。口のなかというデリケートな部分をさらけ出すのだから、信頼関係というものも重要に思う
愛知学院歯学部付属病院の場合、スペースがあるからできることではあるが、右前に先生がいて対面できる形になっている。お互いに顔を見ながら話ができるので、何かと都合がいい。先生の人となりが見てとれるし、病状の説明や治療についても対話形式で進められる。
通っているこの歯科医院は、狭い空間に治療椅子を押し込んで細い通路を何とか確保しているような状態だ。先生は後ろにいて、お互いに顔を見ることなく治療が始まり、終わればすぐにその場を離れてしまう。愛想もなにもなく、最後まで顔を見る機会がない。
★
理想は、「○○が担当します」と名乗って、患者の顔を見て話をするべきで、それは歯科衛生士でも同じこと。口の中を見られることに抵抗がある人もいるようで、そんな人にとっては有難いのかもしれないが、それはそういうものに慣れていないだけの事でしょう。
そういうものだと分れば、顔を晒して生きている人が、“口の中を見られることに抵抗を持つことはナンセンス” だと思うようになるんじゃないでしょうか。
治療後に質問があって、先生を呼んでもらって話をしたことがある。私のような図々しい人は良いが、遠慮深い人は何も言えないんじゃないかな。たまに、楽しそうに話している声が聞こえてくると、何だかほっこりする。
|
|
|