♪ 須臾の間の自己表現に見とれおる承認欲求は私にも有る
精進湖からの富士山。
久し振りに晴れて、端正な姿を無風の湖面に映している。
昨日は一日中曇りでどんよりとした空が広がっていた。夕方になってコンビニへ行こうと外に出ると、夕陽が雲を染めている。
これを逃してなるものかと、急いでスマホを取りに戻る。雲フェチの私だ。久し振りの夕焼け写真が撮れると思うと嬉しくてしょうがない。
雲は案外少なくて、ちょっと拍子抜け。遠く西の空には積乱雲のようなのがモコモコと立ち上がっているのが僅かに見える。
タイミングが少し遅かったようで、夕焼け色が弱い。
目の覚めるような夕焼けでもなく何の変哲もない空だけれど、多様な姿を見せながら微妙に変化していく空を見ていると、なぜか心が満たされていく。
夕陽の見せる怪しき須臾(しゅゆ)の間。一日の、この瞬間だけの輝きでもある。
空がモノクロの世界に変わりはじめたので、その足でコンビニへ。
目線や立ち位置を少し変えるだけで空の景色が変わる。
水のようにどんな状況にも柔軟に、雲のように自由にふわふわと生きて行きたい。
変幻自在、自由気ままに、"あんな風に生きていけたらなぁ" という思いがあって、それが雲を好きな理由なのかもしれない。
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風が出てきたようでさざ波が立っている。もやがかかっているのか、空が白っぽい。
台風20号の影響もあって、スッキリしない日が続きそうだ。
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