この敗戦を試練として・・・
30、31日と剣道部新人戦県大会でした。31日は仕事もお休みになり、小学校も創立記念日でお休みなので、水戸の武道館まで大会を見に行きました。今日は、男子個人戦、女子団体戦。個人戦は2名が出場。初の1年M君と、1年生から連続出場している2年S君。M君は残念ながら、1回戦で敗退。S君はシードで2回戦から。やりづらそうな感じで、延長戦になりましたが、なんとか1本勝ち。(もっとも相手が強ければ強いほど、自分の調子も良くなるタイプみたいですが)続く3回戦、相手は団体戦でも常に優勝争いをしている強豪校。お互い有効打が決まらず、つばぜり合いに・・・・何度もつばぜり合いになり、S君に反則の判定。なんか、嫌~な予感。延長に入ってからも、つばぜり合いの膠着状態が何度も続く。S君は何とか間合いを取ろうとしてますが、相手が攻めてきて、うまく間合いを取れず、またつばぜり合い。10分くらいこの状態が続き、結局「合議」でS君に「反則」の判定。。。。1本負けですつばぜり合いの「反則」の判定は難しいですが、なんともやり切れません。。。。S君、泣いていました。。。。試合後、観戦していた指導者でもあるお父さんのところへ来て、いろいろ話していたようです。S君の目を赤くした顔を見たら、私も泣きました。後から聞いた話・・・合議の内容は、「S君に攻める姿勢が見られない。」ということだったらしいのですが、決してそのようなことは無かったように思えます。副審の一人は「S君も攻めている」と言っていたそうです。本当に、判定は難しい・・・あの試合の流れからすると、やはりS君が「反則」になってしまうのかも・・・で、女子団体。1回戦はなんとか勝ったものの、2回戦はどうやっても勝てないだろうという、強豪校。結果は4-1で完敗でした。ただ、大将のMさんが2本勝ちしたのは素晴らしいです。あと、長いこと足の靭帯を痛めていたTさんが、試合中に転倒してしまい、ちょっと心配です。結局この対戦校が優勝しました。今日はS君の決勝リーグに進出して入賞するところを見て、気持ちよく帰りたかったのですが、なんとも・・・・残念でした。でも、まだまだこれから!夏の総体まで、ずっと応援してるからね~ 試合から2日後、私の中でS君の試合の判定に、どうにもモヤモヤしてスッキリしないので、その試合を見ていた私の恩師に思い切って電話して聞いてみました。(済んだ試合を蒸し返すみたいで申し訳ないのですが、と前置きして)やはり、S君のほうが積極的に打つ姿勢が見られなかったように写ったのではないか、ということでした。ただ、関東大会、全国大会などの上のレベルの試合になると、今回のような試合展開だと「反則」を取られる、とのこと。恩師もS君の実力を知っているので、「できれば有効打で勝敗がついて欲しかった」と言っていました。それと、今回の試合はS君がもっと強くなる為の一つの試練だと思って欲しい、とも付け加えていました。そうですね。これを次へステップアップするための試練だと思い、稽古に励んで欲しいです。この試合は、S君本人も私も勉強になった試合でした。S君母のによると、「本人はだいぶ落ち着いて気持ちを切り替えたみたい」安心しました。今月はまだまだ大会が続くので、頑張って欲しいです。 追記です。(11/3)県大会の結果がHPにUPされました。