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2012年09月05日
カテゴリ：カテゴリ未分類
昨日の夕方少し雨が降って
 もっと降るかな～と思ったら、夕方には止みましたが 今朝は大分秋らしくなりました  小降りで短時間でしたが、まあ降らないよりは良いですね 今朝畑に行ったら、５日前に植えた白菜もいきづき おととい蒔いたカブや水菜・くきたち等の芽が出てました  朝はパン  パンパパンって食べるパンじゃなく  久しぶりに本ネタです  ミステリーも好きなのですが ほんわかとして心が温かくなるような本も好き  気が付けば、題名にパンが付く本３冊（正確には４冊）も読んでました  「しあわせのパン」三島有紀子著 ちょっと見ずらいでしょうが、表紙にもあるように 原田知世さんと大泉洋さん主演で映画化されました （観たいと思ったのですが、残念ながら近くの映画館ではやってなかった） 北海道の静かな町、月浦に若い夫婦が営むパンカフェがあった みのらぬ恋に未練する女性、出て行った母への思慮から父を避ける少女 生きる希望を失った老夫婦が次々と店を訪れる。 彼らをやさしく迎えるのは、２人が心を込めて作る温かなパンと手料理 そして一杯の珈琲 北海道の豊かで広々とした風景と、 ちょっと訳あり？ちょっと不思議な関係のでも穏やかな夫婦（店主）２人 ああこんな風景の中、こんなカフェが本当にあったら良いのに そうしたら絶対行くのになんて思いました 「真夜中のパン屋さん 午前１時の恋泥棒」大沼紀子著 真夜中だけに開く不思議なパン屋さん 「ブランジェリークレバヤシ」に現れたのは 美人で妖しい恋泥棒ー 謎だらけの彼女がもたらすのは チョコレートのように甘くてほろ苦い事件だった 不器用な人たちの切なく愛おしい恋愛模様を描き出す この本は第２弾で第一弾に「真夜中のパン屋さん午前０時のレシピ」があります こちらから読んでもらった方、人物の関係がハッキリわかります 訳ありで不器用な店主と、亡くなった奥さんを神のように慕う凄腕パン職人 そこに突然現れた店主の亡くなった奥さんの妹と言う やはり訳ありの高校生の３人と やはり訳ありなパン屋の常連客の、ちょっとドタバタ的な話で どちらかと言えば高校生とかが読むような本かも？ でもなんか面白く、心が温まる内容です 「うさぎパン」滝羽麻子著 お嬢様育ちの優子は高校生になって同級生の富田君と 大好きなパン屋巡りを始める 父の転勤で継母と２人で暮らす優子と両親が離婚した富田君 ２人はお互いへの淡い思い、家族への気持ちを深めていく 他に優子の家庭講師や、幽霊として現れる母 その母から聞かされる思いがけない話 読み終わって、なんかほんわかして 優子と富田君ずーっと一緒に居て欲しいと思わせるような本です 一気に３冊も紹介しちゃった うさぎパンの最後の解説 藤田香織 これから読む本を手にした時、一番望んでいることは何ですか？ １冊の本と出合うきっかけは、ネットや雑誌の紹介記事 知人友人のお勧め、タイトルや帯の言葉に誘われて与点で偶然手に取った等 千差万別、多種多様だ資本の期待値も当然作品によって異なります でも私には一つだけ、いついかなるときでも、変わらないものがある それは「この本を読んで良かった、と思いたい」と言う願い 本を読むことを仕事にしている身の上で 全く身勝手願いであることは重々承知していますが・・・ と続き、最後に ２０１０年現在、私にとっての「救世主作家」の一人であるのが うさぎパンの著者滝羽麻子さんなのですとありました。 ああそうそう、そう私が本を読むうえでそうだし この３冊は私にとってまさにそんな感じの本です  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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