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Jun 27, 2006
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カテゴリ:食べ物
この間ダンナの実家から新ジャガイモ(10kgほど!!)とゴーヤが送られてきた。

ダンナの実家は九州なのでゴーヤが素人でも上手に作れると、定年を迎えて数年経った義父は言っていたが、そんなに簡単にはこんな売ってるような見事な大きさ、色艶のものがみんながみんな出来るわけではないと思っている。

新ジャガイモは私の母の実家が北海道だからそんなに珍しくも無いが、年中を通してどちらからも送られるため我が家では殆どジャガイモを購入するようなことはない。
毎回家計も大助かり!!の貴重な食材なので勿論有り難いが、ことゴーヤは、結婚してから初めて食べ、おいしい!!と思ったひとつで、ダンナの実家から送られてくる以外はスーパーであんまり新鮮そうじゃあないわりに値段が張るものを買わない限り食べられないのでうれしさはひとしおである。

義父は実に年間を通して様々なものを自分の家の庭で作っている。さといも、ながいも、さつまいも、じゃがいも。ゴーヤ、にんじん、だいこん。義母が言うには送るといたみそうなので送っていないが家庭菜園でおなじみのトマトやきゅうり、大葉なども作っているようである。

が、義父は根っからの農業家ではなく数年前まで普通のサラリーマンだった。それが定年後立派な農業家へと変身した。

みんな大喜びの変身である。

周囲は作って欲しい野菜を次々リクエストしてくるため、まだまだ種類は増えそうだと義母は豪快に笑いながら言っていた。

その中で最近始めたのがゴーヤ作り。

義父は元々はチャキチャキの江戸っ子で、ゴーヤなんて食べなくても健康だ!!と言っていたがイツからかゴーヤ信奉者へと変貌していた。と義母は語る。

始終一緒にいる義母でも思い当たる節がないらしい・・・

ともかく私が出会った義父はもう信奉者になった後だったため、ゴーヤをそれは熱心に実家に帰った時に勧めてくれた。

私はゴーヤ、実はなんとなく食べないできてしまった。

興味はあるが飲み屋で頼むほどにまで踏み切れず、私の実家では母が馴染みの無い食べ物には興味を示さないため、食卓にのぼらないからだ。

そうしてずるずるとゴーヤが話題になった頃から数年が過ぎていた。

そんな中の初体験だった。

頭の中ではゴーヤに対する今まで聞いた色々な感想、コメント、エピソードが一気にふき出してぐるぐる回っていたが、一口食べたら思ったほどの苦味ではなかった。

むしろヤミツキになるさっぱりとした後味の苦味だった。

「な、おいしいだろ?」

と期待感いっぱいで聞いてくる義父に心から

はい、おいしいです。

と言うことが出来たが、それは調理法にあるようだった。

私達はそのとき貰って帰ってきたがゴーヤはあのゴテゴテした身なりからは想像できないほどいたみ易い食べ物でそれに気付いたときには既にいくつかのゴーヤはブヨブヨしていた・・・

しかも私はよく聞くゴーヤチャンプルーなるものをこさえたつもりだったが、イマイチ苦味が浮いているような感じがした。

なので、家では専らシンプルに義父の作ってくれた通りの”塩もみ”になっている。

ゴーヤを塩でよく揉んで、水気を軽く取ったところにかつおだし、うまみ調味料、オリーブオイルを入れよく混ぜ、そこにこれでもか!!とばかりに擂ったばかりの白ゴマをたっぷりといれるのだ。

調理法もいたってシンプル。味もシンプル。なのでヘンに飾られてない分ゴーヤ本来のうまみが最大限に活かされていると思っている。

この塩もみのポイントは3点ほど。

1つは苦味成分の大半を占めるらしい中わたをしっかりとくりぬくこと

そうしないと、苦味がか~な~り!気になる。

2つめはゴーヤを均等な厚さで切ること。

じゃないと、味にムラが出来るだけでなく苦味にもムラが出来てしまうからだ。

3つめは塩もみの水気はあくまで軽くとること。

強く絞りすぎると栄養がみぃ~~んな流れ出ていってしまうかららしい。

これをきちんと守り、キーーーーーーーンつめた~~~~く冷やすと、夏にふさわしい食べ物に変貌するのだ。

ゴーヤを調理したことはあるけど”塩もみ”は作って見たことの無い方、またゴーヤを今まで敬遠してた方などは一度是非お試しあれ!!

本当にさっぱりしているのでおいしいですから!!・・・・


・・・そういえば最近”波多陽区”をTVで見てない気がするのは私だけ???でしょうか???・・・





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最終更新日  Jun 27, 2006 07:56:53 AM
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