テーマ:☆ボクシング☆(642)
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2月7日、WBA世界フライ級タイトルマッチで、王者デンカオセーン・カオウィチットを同級11位の亀田大毅が3-0判定で破り、世界王者に!
亀田大はこれまでとスタイルを一変し、速さ・手数で対抗。そして兄譲りのノーモーション右ストレート。 この亀田兄弟の筋肉に最も適しているパンチだろう。このパンチは何度も王者を苦しめた。 何度もフックやストレートで王者をぐらつかせる。 王者は策がない。くっついてはクリンチ、の繰り返し。 2度もホールディングを取られるという不甲斐なさ。王者の衰えなのか、調整の失敗なのか。良いところがなかった。 結局大差判定で亀田大が勝者になる。だれが見ても亀田の勝ちだった。明確な勝利。 惜しむべきはKOを逃したこと。9Rは攻めきれれば倒せたはず。 これから防衛戦で海外のボクサーと戦って行くが、まだまだ未熟な王者でもある。これからの進化にも期待したい。 これで兄弟同時世界王者が誕生。日本初の快挙だ。 2007年の世界戦後の、強烈なバッシングから一時は姿を消した亀田大。 試合の中で犯した反則は許せないが、18才の少年に対して、マスメディアはあまりにも厳しすぎるバッシングではなかったか。テレビも新聞も連日亀田批判。 本人は引きこもりになり、どん底まで落とされた。 そんな厳しい逆風の中、家族の力で立ち直り、ボクシングに打ち込み、こうやって世界の舞台で戦い、悲願のベルトを奪取する。 アンチ亀田は多いと思うが、やはりこの家族の力は凄いと思う。 勝利後流した涙はその辛さを乗り越えての嬉しさだったことだろう。 さあ、これからだ。フライ級は最近アジア内でベルトを回している感が否めない。(もちろんアジアにはフライ級で強い選手が多いのだが) メキシコをはじめ、軽量級が強い国からの挑戦者との戦いが見たい。 これからの亀田兄弟の防衛戦に期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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