安里屋ユンタ
関東エリアのラジオ放送局(文化放送)でここのところ番組の折々にまったりとした民謡を流すので、その曲が耳について離れない。 かなり以前から聞いた事のある曲だが曲名が解らなかった。 曲の最後に『♪沖縄良いとこ 一度はおいで~』と言うのがあったので、そのフレーズで検索したら見事にヒットし、その曲名が『安里屋(あさどや)ユンタ』と言う事が判明した。サ~ユイユイ♪ 恐らく多くの人が耳に馴染みのある曲だと思います。 【YAHOO辞典】によれば、この曲は沖縄県八重山(やえやま)列島の竹富島で酒盛り唄(うた)として歌われてきた唄。作者、制作年代不詳。竹富島安里屋にいた絶世の美人クヤマを詠んだ叙事詩風のもので、美人をたたえ、さらに人生観として役人より島の男を選ぶといった歌詞である。それが沖縄本島へも広まったが、第二次世界大戦中、宮良長包(みやらちょうほう)がこの唄を編曲、流行歌調に仕立て直したところ、各節の終わりに繰り返される「マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨー」(離りゆく愛(かな)しき人、の意)が、本土からきた兵隊には「死んだら神さまよ」と聞こえるため、世相風刺と自嘲(じちょう)から盛んに歌われ始め、日本中に広まった。 と記述されている。【今日のお花】雲南黄梅(木犀科) 普通の黄梅の八重咲き種。