大雪の後遺症
首都圏では2月14日、21日と二週続けて積雪量=30cm級の大雪が降った後遺症がまだまだあちらこちらに残っていて、一週間が経過した現在も東京・多摩地区の一部や山梨県、埼玉県の山間部の一部などでは未だに道路の通行止め等の影響によって孤立した集落があると言う。 彩の国・片田舎地方でも畑や公園など除雪が後回しにされた場所等ではようやく地表面が見え出した程度で、残雪はまだ10cm弱ほどある。 【秩父連山の一角、武甲山】 画面右側(北側斜面)だけ残雪で白く見える。 【武甲山】は埼玉県西部、秩父盆地の南端にある山で、標高は1,304m。 山体は主に石灰岩からなり、日本屈指の良質な大鉱床で可採鉱量は約4億トンと推定されている。山の北側斜面が石灰岩質であるために古くから漆喰などの原料として採掘されていた。明治期からはセメントの原料として採掘が進められ、秩父セメント(現・秩父太平洋セメント株式会社)が操業を開始して以降、山姿が変貌するほど大規模な採掘が進められ、とくに北斜面で山体の崩壊が著しい。 1900年(明治33年)の測量では標高=1,336mを記録したが、山頂付近も採掘が進められたために現在の標高になっている。 大雪の後遺症は思わぬ所にも波及していて、妻方の姪っ子が二人目の出産をしたとの事なので、一昨日(木曜日)現金書留でご祝儀を送ろうと郵便局へ出掛けたら『山梨県内は各地で交通規制が敷かれていて配達が滞っていますので何時配達されるか保障できませんが宜しいでしょうか』との事前お断りの説明があったが、どうやら今日配達されたようで先ほど姪っ子からお礼の電話が入った所だった。 積雪量30cmなんて事は数十年に一度程度の確率なのだから、ひとたび降られると大騒ぎになっちゃう。。。。。『今日のお花』:【福寿草】(金鳳花科)