ハンカチの木、百合の木
桜(染井吉野)の開花から一か月。 植物の世界では春の花たちが次々と開花している。 関東地方だと例年この時期に見頃を迎えるのは【茨城県・かいひん公園のネモフィラ】とか、【栃木県・足利の藤】とか、近年では【埼玉県・秩父の芝桜】などがあって、どこも凄い人出になる。 そんな人込みは避けて、地元・智光山公園の一角にある【都市緑化植物園】でもちょっとそっとじゃ見られない珍しい花が観賞できる。 一つは【ハンカチの木】(大桐=おおぎり科)。 【季節の花 300】サイトの説明によれば・4月下旬から5月上旬頃にかけて咲く。・たいへん珍しい木。たまにお目にかかる程度。・花をつつむようにしている、白いハンカチのような葉状部分が目立つ。 都内では小石川植物園のものが有名。・花をつけるまでには10~15年ぐらいかかるらしい。 だから、花をつけたハンカチの木はなかなかないそうだ(よけいに珍しい♪)。・別名=「ハンカチツリー」名前のとおり。 「鳩の木(はとのき)」鳩にも似てる。 もう一つは、【百合の木】(木蓮=もくれん科) これも上記同サイトの説明によれば・背丈は15m以上になる。・初夏5月頃、おわんのような大きな黄色の花が咲く。 花は高い枝の上の、茂った葉の間に咲くので、気づきにくい。・花からは多量の蜜(みつ)がとれる。・1890年(明治23年)、のちの大正天皇が皇太子の頃に小石川植物園を訪ね、そこにある日本最古のユリノキ種の木を見た際に、その木を「ユリノキ」と命名したとされる。・別名=「半纏木(はんてんぼく)」葉が半纏(はんてん)のような形なので。 「チューリップの木」花の形から。 「奴凧(やっこだこ)の木」葉の形から。 「軍配(ぐんばい)の木」葉の形から。 桜(染井吉野)に代表されるように、『花の命は短くて・・・』大抵の花は咲き始めから二週間程度で見頃を過ぎてしまうようだ。埼玉県狭山市からそれほど遠くない方々はぜひ一度ご覧になられては如何でしょうか。。。。