股関節を動かす
普段歩いている時に、『今日は足元が軽くスムーズだな』とか、『今日は何となく足元が重くて歩くのが億劫だな』とか感じる機会が増えている。 最初は筋肉の衰えだと思ってヒンズースクワットをしたり、なるべく歩く機会を増やそうなどと努力をして来たが、実は筋肉を鍛えるのはそんなに簡単な事ではないし、効果もなかなか実感できずに居た。 それではどうするか・・・・実は、高齢化した肉体を痛め付けなくとも足取り軽くスムーズに歩けるようになれるらしい。 それには、股関節の動きを滑らかにする事と、股関節周囲の【運動神経】を刺激すればよいらしく、大変効果的で簡単な運動法があるらしい。1.【クネクネ“くの字”体操】(やり方)足を肩幅に開き固定、頭と肩を固定して、腰だけを左右にくねくねと振るように動かす。2.【クネクネ“S字”体操】(やり方)足を肩幅に開き、体で「S」の字を作るように、肩と腰を左右に平行移動させる。肩を先に動かして 腰が後から追いかける波のようなイメージで。3.【ガニガニ体操】(やり方)小刻みにジャンプしながら、片一方のひざとひじをつける。これを左右交互に行う。 また、股関節の動きが悪い事によって生じる腰痛もあるようで、この場合は【股関節パカパカ運動】で改善されると言う。【股関節パカパカ運動】(やり方)椅子などに腰掛け、膝を閉じたり開いたりするだけ。 これらの運動をそれぞけ毎日10回程度を目安に続けると1週間~10日ほどで効果を実感できるようになります。 これらの運動は股関節自体の動きを滑らかにするのと、股関節周囲の運動神経を刺激する効果があるようです。 私は一日置きに実践していますが、この運動を始めてから10日後位から歩いている時に足元が軽くスムーズに自然に歩幅が大きく歩速も早くなったし、また、階段なども軽々と上り下りできるとようになったと実感している。 但し、これらの運動(特に【ガニガニ体操】)は体に負担がかかるので決して無理をせずに少しづつゆっくり始めるよう注意する必要があります。 何事もそうですが、中年以降で体づくりをする場合は絶対に無理をしない、どこかが痛くなったら直ぐに止める、続けない、心構えが肝心です。『今日のお花』:【小栴檀草(こせんだんぐさ)】(菊科)花後の種は洋服などにひっつく。