変なオバサン
近所を散策しても見るべきものが少ないので、地元の智光山・都市緑化植物園に出掛けた。 陽射しはポカポカなのだが、北風が冷たく、冬の到来を感じさせる。都市緑化植物園も冬枯れ状態で花は【山茶花(サザンカ)】程度しか見当たらない。【山茶花】(椿科)【紫紺野牡丹(シコンノボタン)】(野牡丹科)【実葛(サネカズラ)】(木蓮科) 別名=【美男葛(ビナンカズラ)】真っ赤な【モミジ】(紅葉科)【柿守雀】【真昼の月】 (月齢=24:下弦の月) 帰り道、野暮用があったので、近所のマーケットシティ内の食品スーパーに寄ろうと店先の駐車場に愛車を止めたその瞬間、突然脇から【アラ古希(≒70歳)】のご婦人(敢えて丁寧に言う)が現れて『旦那さん、私ねー、今そこで車にぶつかりそうになって転倒したんです。それでねー、腕はこんなだし、足もこんなに怪我したんです。』と言って来たから、私に何か因縁でもつけに来たのかと、冷静に話を聞くと『転んだ時に財布と携帯を落としたらしくて、見つからないんです。』と言う。 何だよ、こいつ。(←心の呟き)腕の【こんなだし】は、手首の外側に誰にも飛び出た骨があって怪我には見えないし、足の【こんなに】も確かに内出血しているようだが、相当古いようで、既に黒ずんで乾いて見えた。私:『ああ、痛そうですね、それで?』相手の出方によっては只じゃおかねぇぞ、と少し身構えて続きを促すと『病院に行きたいんだけど財布が無いからお金が無くて・・・・・、そこですれ違った人に10円借りてお友達の所に電話したら、『所沢駅まで来てくれたら何とかしてあげる』と言うので、済みませんが電車代の210円を貸して貰えませんか?』と言う。 例え、端金とは言え、見ず知らずのおばさんなんかに例え10円だって貸すワケねーべさ。。。。『あのね、そう言う話なら、そこの入口を入って直ぐ右側にサービスカウンターがあるからそこで相談して頂戴』と突っぱねると『そうですよねー、たったの210円ぽっちですもんねー』とか言いながら入口とは反対方向へ歩いて行った。何とも不可解な・・・・・・ 恐らく、【寸借詐欺】の類と思われるが、こんなの居るんだねーしかし、私に近寄ったのは間違いだったゼ。。。即刻警察に報告しようと思ったが、こっちが状況説明させられたら堪らないので、今回だけはお咎め無しにしておいてやった。。。。。 ここの店頭駐車スペースには監視カメラが設置されているので、恐らく今、私が対応したオバサンは監視カメラに捉えられている筈なので、イザと言う時の証拠の心配はなかろう・・・ 言っておくが、日本の刑法には【常人逮捕】って法律があって、一般人であっても現行犯ならば犯罪者を逮捕する事が出来るのでR。。。。 近くに警察官が居なくても犯罪者は逮捕される事があるんだぜ。。。オバハン!!※【常人逮捕】=常人逮捕は、刑事訴訟法の「現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。」の規定により行うことができる。また、逮捕した後は、「直ちにこれを地方検察庁若しくは区検察庁の検察官又は司法警察職員に引き渡さなければならない。」とも規定している。 常人逮捕の例としては、痴漢の被害者が加害者を取り押さえるケース、スリの犯行現場を目撃した人が現行犯人を取り押さえるケースなどが挙げられる。