地元に咲くピンクの花
梅雨入り前の清々しい天候が続く季節で、今正に【百花繚乱】の時期だ。例年、この時季には地元の【都市緑化植物園】で、【ハンカノキ】や【ユリノキ】、【タイサンボク】と言ったそんじょそこらでは滅多に見られない花が満開を迎える頃なのだが、例の【新・コロ(新型コロナウイルス)】騒動で4月7日に発出された【緊急事態宣言】以降、駐車場が閉鎖されて、事実上立ち入り禁止となっていて花を楽しむ事が出来なくなっている。 広々とした屋外施設なのに何故閉鎖するのか首を傾げたくなる。そこんとこ、キッチリ説明してよ西村担当相(←単なる心の呟き) 一方、自宅の近所を流れる【不老川】は、近年の夏の集中豪雨・台風などで複数回の堤防越水があったので、昨秋から川幅拡張を兼ねた護岸改修工事が続いていて、自然に溢れた土堤が人工物に変貌して、かつてのように自然な山野草が見られなくなってしまった。 と、言うワケで、今年の【花の季節】は非常に寂しい思いが続いている。 そんな中でも、不老川に近い家庭菜園や住宅密集地を散歩していると、それなりに季節の花と出会えるものでR。。。 ここでは、【彩の国、片田舎地方】で五月中旬頃に見られる花々の中から【ピンク色】の花を集めてご紹介致します。(1).【麦仙翁(ムギセンノウ)】別名=【アグロステンマ】(撫子科) 肉眼で見る以上に写真映りの良い花だと思う。 10年ほど前に始めて見掛けて以来、毎年逢うのを楽しみにしている。(2).【雪ノ下(ユキノシタ)】(雪ノ下科)非常に個性的な花で、【大文字草(ダイモンジソウ)】(雪ノ下科)に良く似る。【大文字草】の花色が純白(園芸種ではピンクもある)なのに対し、【ユキノシタ】は上部3枚の花弁がピンク、下部二枚の花弁が純白の素晴らしいコントラストなのでR。 まるで漢字の【光】のように見える。(3).【更紗空木(サラサウツギ)】(雪ノ下科) 不老川沿いの民家の庭先で見掛けたものだが、私は初対面だったので、余りの可愛いさに感動したものだ。 蕾と花弁の外側がピンク色で花弁の内側は清潔感溢れる純白なのだ。 この時期は、他にもピンクの花が多く見られるが、近所で見られるものとして、(4).【赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ】(赤花科) 蕊が元気なのと、花脈が目立って美しい。(5).【昼咲き月見草】(赤花科) ピンク色のやや大きめの花びら。 名前には”昼間”とあるが、夕方以降にも咲いてるのを見かける。(6)【酔仙翁(スイセンノウ)】(撫子科)赤い花=赤い顔、とのことで、酔っぱらった赤い顔から連想して名づけられたらしい。【仙翁】は属名から。別名=【フランネル草】 ザッとこんなもんです。これ以上やってもキリが無いので、『今日の所はこの辺で勘弁してやろう』(^0-)