彼岸花
沖縄本島の南東海上あった【熱帯低気圧】が、9月21日正午に【台風12号】となった。 当初の進路予測は、ゆっくりと北上して、24日午後には四国東部~房総半島までの何処かに上陸し、翌25日には日本海に抜けて【温帯低気圧】になるものと予想されていた。 しかし、その後数時間おきに発表される進路予想は、発表の度に徐々に東にズレ始め、21日21時の発表では台風の中心が伊豆半島西部に上陸して北東に進む東京直撃コースが予想されていた。 【台風12号】の進路予測経過【9月21日15時】【9月21日21時】 スワッ、こりゃマジやばい。。。。。何年振りかで直撃を受けるのか・・・・しかし、その後も台風の進路は数時間ごとの発表の度に東へ東へと進んでいて昨23日9時の発表では、台風の中心は房総半島の東方海上を北上するものと見られていたが、天気予報では『強風圏が大きく、関東地方全域に大雨と強風に対する注意が必要』と繰り返されていた。【台風12号】の進路予測【9月23日9時】【9月24日5時】【9月24日9時】 と、変遷して今朝の段階では辛うじて【強風圏】には入るが、大した影響は無いものと思われ、事実、朝の内に雨が上がったので昼前に【デシブラ=花散歩】に出掛けた。 毎年、秋の彼岸になると必ず真っ赤な【彼岸花】が咲く。猛暑だった夏でも、冷夏だった夏でも9月の彼岸の頃には毎年必ず咲く、植物界一の律義者と言えよう。 私の記憶する限り、【彼岸花】が秋の彼岸より遅く咲いたのを見たことが無い(と、思う ←心の呟き) 我が家の周辺では、例年なら早ければ9月上旬ころからボチボチ咲き始めていたが、今年は最初に出会ったのが先週の土曜日(19日)であった。 それまでは全く気配が無かったので、ついに今年は彼岸に間に合わなのかと思っていたが、やはりこの花は律義なもので、今日は散歩道のあちらこちらで咲いているのに出会った。 蕊の先端に花粉を付けた今年の【彼岸花】近頃は、【白花】も頻繁に見られるようになった 丁度一年ほど前から【不老川】の護岸拡幅工事が始まり、去年は不老川土堤の彼岸花を見る事が出来なかったが、その前の年(2018年)には土堤の天辺付近にたくさんの【彼岸花】が咲いていたものだった。【不老川土堤の彼岸花】(2018年)【彼岸花の消えた不老川土堤】 河川の氾濫や、越水から『国民の生命・財産を守る為』とは言え、こうやって自然破壊する行為を職業として散々やって来たが、いざ自分の地元でやられると凄く切ない気持ちになるものでR。。。。 日本中、どこもかしこも都市化が進み、地方ごとの特徴が消えつつあって、面白くない。特に新幹線の駅前などは典型でまるで模型を並べたような味気無さで地域の特徴が全く無視されているように感じる。