2021年06月の記事一覧 | 晴れ晴れ日記：デジブラ彩時季＝花散歩日記

【新・コロ、ワクチン接種（一回目）】

　【新型コロナ・ウイルスの予防ワクチン】を高齢者枠で予約していたので、今日一回目の接種を受けて来た。　掛かり付け医では生憎予約が取れなかったので、止むを得ず市内の別の医療施設（個人経営の内科クリニック）で予約を取っていた。【接種風景（模式）】※　上記の画像はネツトより拝借。　予約は１２：００～だったが、当該クリニックのＷＥＢＳＩＴＥを確認した所、駐車場が１２台となっていたので少し早めに出掛けて駐車スペースを確保した。　院内で受付を済ませると女性事務職員が先客から書類の提示、身分証の確認などをしていた。ザッと見渡した所、私は６番目のようだった。　当該クリニックは、一般診察とワクチン接種を同時進行しているようで、同じ診察室に一般患者とワクチン接種者が交互に呼び出されていた。　ワクチン接種者は入室後１～２分程度でケロッとした表情で出て来る。　１２：１５頃、私の名前が呼ばれ診察室に入るとドクターの前に小型の回転椅子がセットされていて、対面する形で着席して、右利きなので、左肩を出していたらナースから指示があって、ドクター側に左肩が来るように座り直すように指示された。　予め提出してあった【問診表】の確認後、直ぐに穿刺部の消毒がなされ、ドクターが『では、刺しますよ』と言った瞬間、ホンのちょびっつ、『チクッ』と言う痛みを感じたが痛いと言うほどもなく『ああ、刺されたな』程度の感じだった。。。その時、ナースから『今夜は入浴可です。穿刺部とその周辺を揉んだりしないで下さい。』との説明が終わるか否かのイミングでドクターが『はい、終わりました。』と言って接種日時と帰宅可能時刻が記入されたペーパーを渡され、待合室の【接種後待機場所】と表示されたスペースで15分間待機した。　接種時間はものの数十秒、接種前の手続きや接種後の待機時間を含めても都合３０分は掛からなかったようだ。　帰宅後、【副反応】の予備知識をを仕入れようとネット検索したら下図のような情報が確認された。【ワクチン接種後に発現する主な副反応の例】【接種後に起こるかも知れない重い症状】【ファイザー製ワクチンの主な副反応】【副反応の発現状況、時期、持続期間】【副反応、一回目と二回目の比較】※　上記の画像は全てネットより転用。　上図を見る限り、【副反応】は一回目よりも二回目の方が発現が多いようである。　今日、一回目を終えた私の場合、帰宅後も特に副反応を疑わせるような症状は全くなかった。【ファイザー社製ワクンの副反応について解説したサイト】（←外部リンク　別窓）によると、『年齢で見ると５５歳以下が６５歳以上より、接種回数で見ると２回目が１回目より、それぞれ副反応の頻度が高い傾向にありました。』との説明で、高齢者の私は副反応については無症状であった。。。　これは、高齢者よりも若い世代の人の方が免疫力が高く、ワクチンに反応する為と考えられている。また、一回目より二回目の方が強い反応が出るのも同じ理由と考えられていて、反応があると言う事はワクチンが効いている証拠ともなるそうだ。　次回（二回目）の接種は今日と同じ施設で三週間後の７月１７日が予定されている。　テレビ報道の街頭インタビューや、ネットサーフィンをしていると一回の接種を受けただけの高齢者が『これで安心して旅行にも行ける』とか発言しているのを見掛けるが、このワクチンが本当に効果を発揮するのは二回目の接種後二週間程度の後である事を誤解されませんように。更に言うなら、ワクチンを接種したからと言って完全に予防できるワケではなく、ワクチンはあくまでも【接種前に比べ感染をし辛くし、重症化し辛く】する効果はあっても感染しない保証ない。　従って、ワクチン接種後も感染予防対策に変わりはなく、従来通りの感染予防を維持する必要がある。『今日のお花』：【紫君子蘭（アガパンサス）】（百合科）開花時期は、 6／20 ～　7／末頃。・南アフリカ原産。・梅雨の頃、紫色の小花をたくさん咲かせる。白花の品種もある。・花全体が噴水のようにも見えるし、花１つ１つも噴水のように見える。

誕生日、思わぬプレゼント

　今日６月２４日は私の誕生日♪　一年前に【古希】を迎えた途端、体のあちらこちらに不具合が出始めていて、最近は整形外科通いが日課に近い状態となっている。　ホンマに　は～～あ　でＲ。。。　暦が替わった６月１日には、某・ＪＡＬ、某・大手通信会社、某・プロバイダ、某・大手食品メーカー、某・大手アルコール飲料会社、某・大手衣料品通販会社など多くの企業から【HAPPY　BIRTHDAY】のメールが届いていたが、そんなもん全部自動設定された形式だけのものと速攻ゴミ箱行きになっていた。　中には一部、同社サイトでの買い物に使えるポイントが付与されているものもあったが、特に欲しい買い物はなく好意のポイントも使わず仕舞いでであった。【ポイント付与】の例　先日、外出先から帰宅して洗面所で嗽、手洗いを済ませて二階の自室に入ると部屋の中央に４０ｃｍ～５０ｃｍ角程度の大きめの段ボール箱がおいてあった。『はてな、通販で何か買った記憶は無い象』とか思いつつ、箱を開けると・・・・　そこには【ＨＡＰＰＹ　ＢＩＲＴＨＤＡＹ】のメッセージと共に、コーヒー飲料の詰め合わせが入っていた。　確認したら、【Ａ●Ｆ（味の●・ゼネラル●ーズ社）】からだった。【Ａ●Ｆ社】とは特に何かの交流があるワケではないが、以前に何かのキャンペーンの時に応募した記憶があって、恐らくその時に登録した個人情報に基づいて送られて来たものだと推察する。　それにしてもキャンペーンに応募しただけで、キャンペーンとは全く関係ない私の誕生日に自社製品とは言え数千円の詰め合わせを送って来るとは何とも奇特な会社だー・・・・　これからは積極的にこの企業を応援しようと言う気になった。『ＡＧＦ社さん、ありまとー♪』【ＡＧＦ社からの贈り物】生憎、私は【ＴＷＩＴＴＥＲ】はやっていないので、フォローはできません。皆様、こんな奇特な企業も存在致しますので、どうぞお試に同社サイトからご登録してみてくらはい（プレゼントのお礼にＰＲ活動させて頂きました）。　そして、今日の朝食時には妻からもプレゼントを手渡された。酒飲みで甘党な私にピッタリの【焼酎】と、【東京・新宿、中●屋のあんみつ】、カステラの【文●堂のわらび餅】だった（みなさん、【気は心ですよ。。。。】）。【カステラ文●堂のわらび餅】※　上記の画像は全てネットより拝借。そして、ランチには近所の寿司屋から出前寿司が届いた。『うんめえー・・・・すまないねー、かあちゃん♪　ゴチになります。』　　私の好物ばかり並べられて来週の血液検査が心配だわん。。。内服薬も服用しておこう・・・・『今日のお花』：【カスミソウ】（撫子科）中央アジア原産。春から夏の間、かすみをかけたような無数の白い小花を咲かせる。花束に、アクセントとしてよく使われる。　※古希を過ぎ、私の存在も薄れ、霞と消えいりそう・・・・　しかし、まだ【霞を食って生きる】ほどの修業は積んでいない。。。

定期健・診

　六年ほど前の【誕生月健診】で一気に体のあちこちに病名がついて、それ以来半年毎に【経過観察】を受診するように指導されていて、今日がその半年健診（誕生月健診）の日であった。　　通常の【成人病健診】だと胃透視（バリウム）とか、胸部Ｘ線、採尿、検便、肺活量、聴力、視力なども含まれるが、私の場合【歯科】と【眼科】は別途定期通院しているので、これらの全部を省略して、【頭部ＣＴ】、【胸部・腹部ＣＴ】、【心エコー（超音波）】、【胸部、腹部エコー（超音波）】、【ＣＡＶＩ（動脈硬化）検査】、【骨密度】に絞り込んで判定して貰っている。　これだけの検査だと朝イチで始めて貰って凡そ小一時間で終わるので負担も軽い。　教科書通りの初歩的な検査からやった所でどーせ、『精密検査の必要あり』とか言われて前述の検査項目を受けさせられるのだから、簡易な検査は最初から省くってのが私流。【ＣＴ検査】【心エコー検査】【腹部エコー検査】　　　【エコー検査の原理】【動脈硬化検査（ＣＡＶＩ）】（骨密度測定）　　　　【骨密度測定の結果図】※　上記の画像は、全てネットから拝借したものです。　今日の検査結果は凡そ４～５日後になるものと思われる。しかし、今年１月以降、肩痛・腰痛・膝痛（別途、整形外科通院中）以外は一切自覚症状が無いので、恐らく前回検査結果と同じようなものが報告されるものと思われる（←自信満々の虚弱体質な健康優良爺♪）。・・・・・・・

泰山木　と　捩花　（タイサンボク　と　ネジバナ）

　今日6月14日(月)11時、気象台は『関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる』と発表した。　例年よりも７日、昨年よりも３日遅いようだ。　地元、智光山の【都市緑化植物園】（←　外部リンク　別窓）では例年、この頃の梅雨の晴れ間に【泰山木（タイサンボク）】と、【捩花（ネジバナ）】に出会える。　今日は朝から晴れ間が覗いて蒸し暑かったので、開花を期待して出掛けてみた。【タイサンボク】は【都市緑化植物園】の駐車場の直ぐ正面（脇＝入口付近）に見える大きな樹木の下方に白い大きな花を咲かせているので直ぐに目に付く。　ここには【タイサンボク】が二本あって、もう一本は駐車場から入って一本目の路地を右折した【教材園】入口にあって、ここも花は人の背丈ほどの位置に咲いているので、ほぼほぼ誰でも目に入ろう。。。。　【タイサンボク】の花は子供の頭ほどの大きさで花弁を大きく広げているのでとても目立つ。この花の特徴は、花弁中央の蕊の根元が真っ赤なリボンで縛ったようになっている事です。　とやかく説明するよりも、早速画像を公開しましょう。【タイサンボクの花】（木蓮科）　如何でしょうか、かんなり立派な花だとお思いでしょう。。。。そーなんです。兎に角立派なんです。この花の特徴を【季節の花　３００】（←　外部リンク　別窓）より引用すると、　開花時期は、 6／ 1 ～　7／10頃。なんとなく梅雨空に似合う花♪北アメリカの東南部原産。明治初期に日本へ渡来。大きい白い【おわん】形の花。芳香あり。街路樹、公園樹としてときどき見かける。背丈がかなり高くならないと花が咲かない。花、葉、樹形などが大きくて立派なことから賞賛してこう名づけられた。また、花の形を、大きな盃(さかずき)に見立てて【大盃木】、それがしだいに【泰山木】になったとも。。。。。　　次に、これも個性的なお花のひとつである、【捩花（ネジバナ）】を紹介します。　この花は、大花壇と芝生広場の間の散策路脇の芝生広場の縁に近い場所に咲いている。芝生の間から茎径１ｃｍ未満ほどの細長い茎を２０ｃｍ程度伸ばして、その穂先付近に米粒ほどの小さなピンク色の花が螺旋状に咲いているが、花がとても小さいので相当注意深く【探す気満々】でないと見逃す恐れが大でＲ。。。。　この花も説明するよりも画像表示した方が早いと思われますので、早速公開致します。【捩花（ネジバナ）】（蘭科）　如何でしょうか。中々可愛くてチャーミングでそ・・・・　地上２０～３０ｃｍの位置に咲くので写真撮影にはチト、苦労しますが・・・次に、【タイサンボク】と【ネジバナ】の咲いている場所のご確認です。【都市緑化植物園の案内図】　花の命は短くて・・・と申しますので、見頃は今週一杯ってトコでしょうか・・・是非お出掛けくらはい。。。。

狭山市、智光山公園の花菖蒲

　梅雨時の花と言えば、【紫陽花】とか【花菖蒲】が代表的で、この時期は花の種類が少ない。　昨１２日（土曜日）に天気が良かったので、毎年恒例の地元・【智光山公園の花菖蒲】を見に出掛けた。　昼近くになると暑くなるし、人混みも懸念されたので、朝９時過ぎに家を出て、今回は【花菖蒲園】の方を【チャッ、チャッ】と一周して来た。外周凡そ１Ｋｍ弱程度なのでデジブラには適当な距離だと思う。交通案内については、【公園へ行こう！】（←外部リンク　別窓）をご参照下さい。【智光山公園の概略図】【智光山公園見取り図】【智光山公園内案内図】この【菖蒲園】は台地と台地の間を湧水が侵食して形成された谷地底に位置していて、台地に降り注いだ雨が集まり易い地形となっている。　【菖蒲園】はこの谷地の一番低い所にあって、外周凡そ１Ｋｍ弱、【上の田】、【下の田】併せて凡そ２，５００㎡を有し、【１５０種類】、【凡そ２，６００株】の花菖蒲が植えられている、と言う。【案内看板】【武蔵野の雑木林風景】【菖蒲園の上流側から下流側風景】【下の田の最下流部】【下流部から上流部の風景】【最上流部】【上の田と下の田を分ける横断橋】【回遊通路】【回遊通路】【回遊通路】【満開の花菖蒲】【満開の花菖蒲】【満開の花菖蒲】【満開の花菖蒲】【単色、無地の花－（紫）】【単色、無地の花－（濃紺）】【単色、無地の花－（白）】【単色、無地の花－（透明感のある白）】【単色、無地の花－（黄色）】【花脈が美しい花】【花脈が美しい花】【花脈が美しい花】【花脈が美しい花】【花脈が美しい花】【花脈が美しい花】【花脈が美しい花】【花脈が美しい花】【グラデーションの美しい花】【グラデーションの美しい花】【グラデーションの美しい花】【グラデーションの美しい花】【グラデーションの美しい花】【グラデーションの美しい花】【グラデーションの美しい花】【グラデーションの美しい花】【グラデーションの美しい花】【グラデーションの美しい花】画像はまだまだ山ほど残っていますが、キリが無いので、ここら辺で終わりに致します。長らく、ご笑覧ありがとうございました。　最後におまけに【蔦】を二枚お届け致します。【蔦】【蔦】>

蕎麦の花

　関東地方以北を除く、沖縄・奄美～近畿・東海までは例年よりも２～３週間程度早く５月中旬ころまでに【梅雨入り】している。　関東地方は気象庁の発表は無いものの、五月半ば頃から曇天ベースの鬱陶しい日々が続いていて、【梅雨入り宣言】を出しても良いような天気が多い。【２０２１年の梅雨入り状況】　この時期に咲く貴重な花に【蕎麦の花】（蓼科）がある。１０年ほど前に偶然、近所でも蕎麦の栽培がされていて、花が咲いているのを発見して大変感動したものだった。　そりゃあ、そうでしょう。。。　だって、蕎麦なんて北海道や信州でしか採れないものと思っていたから・・・・日本国内の【蕎麦の生産量ランキング】　上表にはランクインしていないもの、我が埼玉県も【蕎麦の生産量ランキング】の１７位にランクインするほどでＲ。。。　埼玉県内では、主に秩父周辺が多いようで、地元のような住宅密集地にあって栽培されているなんて想像だにしていなかった。　１０年ほど前に発見した栽培地もここ２、３年は休耕しているようで、何時通り掛かっても蕎麦らしき植物が植えられていなくて諦めていたら、妻から思わぬ情報が入った。　『ねえ、▲▲▲郵便局の裏に高さ１ｍ位で小さな白い花が沢山咲ているけれど、あれ何かしらね？』私は即座に【蕎麦の花】ではないかとピンと来た。『多分、蕎麦の花だと思う。だとしたら相当貴重だからすぐに確認して来るわ・・・』間髪入れずにカメラ持参で出掛ける。　▲▲▲郵便局までは我が家から徒歩５～６分。　それでも愛車で出掛ける無精者・・・郵便局の駐車場に車を置いて郵便局の入口付近から裏の方を覗くと淡い黄緑色の茎（葉）の先端に小さな白い花が咲いているのが見えた。間違いなく【蕎麦の花】だ。こんなところでも栽培していたのかー　（←心の呟き）　郵便局の裏側と蕎麦畑の間はネットフェンスがあって近付けないので少し周辺の観察をしていたら民間アパートの駐車場脇に蕎麦畑に続く通路のようなものがあったので断りもなく入り込んだ。　ウ～ム。紛れもなく【蕎麦の花】じゃん。【蕎麦の花】２０２１年６月５日撮影【蕎麦畑・西方】【蕎麦畑・南方】【蕎麦の花】　普通、都市部周辺で生活している人には滅多に見る機会の無い花で、遠目では愛嬌の無い、【ただの白い花】に見えるでしょうが、雄蕊の先端部は紅色乃至ピンク色の花粉が付いていて、それがこの花の魅力になっている。　ここで、少々【蘊蓄】を転用させて貰うと、ソバ属には１０種以上あると言われているが、栽培されているのは【普通ソバ】と【ダッタンソバ】、栽培はほとんどされていないが利用されることがある【宿根ソバ】の３つです。日本では【普通ソバ】が一般に栽培されているのでそばと言えば普通ソバになります。宿根ソバは名前の通り地下部で冬越しをして春、ふただび生えてくる。先端の柔らかいところをおひたしなどとして食べるため野菜そば、薬用として栽培された経緯があり生薬名の【シャクチリソバ】の別名がある。－－以上、【新発田市発ダッタンソバ講習会】（←外部リンク　別窓）－－【ソバの白い花】ソバの白い花は清楚な少女を想わせ古来多くの人々に感動を与え続け、詩歌等にたくさん詠まれています。この花の白さに蜜蜂が集まり、花は蜂に蜜を与え蜂は花粉を運んで黒い蕎麦の実が結実します。互いに助け合って生きてゆく自然界の素晴らしい仕組みの一端です。蜂は花の蜜の甘い香りに誘われて飛んで来るのかと思いましたら、白い花の色を目当てに飛んで来るのだそうです。信州大学の教授でソバの研究をなさっている俣野敏子さんの話によりますと、花びらのない花に蜂はあまり寄り付かないのだそうです。ソバの花の特徴は「雌しべ」が「雄しべ」より長い【長柱花】と、「雌しべ」が「雄しべ」より短い【短柱花】の二種類があることです。そして長柱花の花粉が短柱花に、短柱花の花粉が長柱花にかからないと実が成りません。長柱花どうし、短柱花どうしでは受粉結実しないのです。ですから片方の花ばかりが咲いても実が出来ないのです。こうした植物を【他殖性植物】と言います。ソバの花は一本の茎にたくさんの花をつけるのですが、一本一本のソバはそのどちらかの花をつけます。長柱花と短柱花が出来る割合は常に半分づつ、なのだそうです。花の花弁は５枚あって、そのうちの３枚が実を包む黒い果皮になります。そばの花は咲いた花すべてが実をつけるわけではありません。朝咲いた花は夕方にはしぼんでしまいます。蜂の活動は午前 9 時か 10 時ごろだそうですから朝の内に風が強かったり雨が降ったりしますと、蜂は飛びませんから受粉ができません。咲いた花の 20％ぐらいしか実が付かないそうです。　さくら蕎麦の会の畑では見かけたことはないのですが、白い花に混ざって時々赤い花が咲く場合があるのだそうです。なぜそんなことが起こるのかはわかりませんが、この赤い花の実は美味しくないらしく、以前金砂郷在来種を品種改良して常陸秋そばを作るときに、この赤い花が咲かないようにすることが必修条件であったそうです。赤い花が咲く「高嶺ルビー」と言う品種のソバがありますが、これは外来種を信州大学の氏原暉男さんが品種改良したものです。ソバは花が白、葉が緑、茎が赤、実が黒、根が黄色、でこうした植物は珍しいのだそうです。－－以上、【ソバの白い花 - さくら蕎麦の会】（←外部リンク　別窓）－－更に、この花から取れる実を砕いて【蕎麦粉】を製粉するが、その製粉法によって、見た目に【白い蕎麦】と、【黒い蕎麦】に分けられる。【蕎麦の実】の断面図　　　　　　　　　【白い蕎麦】　　　【黒い蕎麦】【中間層　と　表層　の蕎麦】【白い蕎麦と黒い蕎麦、二八蕎麦と十割蕎麦】　そばの実の中心部分を挽いて打つ更科蕎麦や一番粉の蕎麦等は白い蕎麦で、外側の三番粉や末粉を使うと黒い蕎麦で香りや風味は強くなります。つなぎを使わない蕎麦が十割蕎麦で、小麦粉２：蕎麦粉８の蕎麦が二八蕎麦［八割蕎麦］です。【白い蕎麦】そばの実の中心部分｛澱粉質な胚乳（の中心部）｝を挽いた白い粉［更科粉］｛量は全体の15（～30）％程度しか取れない｝で打つそばは真っ白な更科蕎麦［御前蕎麦］になります。香りが弱いので、水をよく切ってから、液［汁（つゆ）］にしっかり浸けてほぐして食べます。・蕎麦［蕎麦切り］：蕎麦粉に繋ぎの小麦粉（や山芋，卵白等）と水を入れて捏ね、うどん等の様に細く切って作る麺食品。・一番粉，二番粉，三番粉：上割れ（更科粉になる部分）を除いた胚（蛋白質）等を軽く挽いた二番粉（ここからを一番粉… と言う事もある）も色の白い粉で、香りもよく甘みのある蕎麦ができます。その後に取れるの三番粉や末粉は色が濃く風味の強い粉で、歯ごたえのある麺になります。* そばの実を挽く時は柔らかい中心部分の内層（胚乳）から粉になり、外側程硬く、中層，表層と順に粉になります。* そばの色は更科粉［１番粉］，２番粉，３番粉と使う粉の順に黒くなり、白い程腰が強くて喉越しがよく，黒い程香りや風味は強くなります。色んな粉をブレンドして作られる蕎麦もあります。甘皮の粒が見えて腰がある、やや白い蕎麦等もあります。* 緑の蕎麦：甘皮の入った藪蕎麦は新蕎麦期（10月頃）には甘皮の色で淡緑色の蕎麦になります。【黒い蕎麦】蕎麦の実の硬い果皮（黒い外皮）を取り除いて、淡い緑色の甘皮を付けたまま（丸抜きの挽きぐるみ）挽くと黒っぽい蕎麦（藪蕎麦等）になります。蛋白質が多くて伸び易いので水気が切れる前に、濃い目の汁に少し浸けて食べます。・田舎蕎麦：星という黒い粒（蕎麦殻）が入っている、蕎麦殻も挽き込んで色が黒い蕎麦もあります。昔の民家の田舎そばは蕎麦を殻ごと製粉し、篩（ふるい）である程度殻を取り除いた蕎麦粉を使った太くて固めの麺です。三番粉，末粉等で作られるそばも田舎蕎麦と呼ばれることもあります。【二八蕎麦】＝【八割蕎麦】と【十割蕎麦】蕎麦は本来そば粉と水だけで打つもので、つなぎを使わない蕎麦のことを十割蕎麦と言いますが、小麦粉２：蕎麦粉８で打つ二八蕎麦［八割蕎麦］というものが主流となっています。薮蕎麦は丸抜きの挽きぐるみで十割の生粉打ち（きこうち：つなぎを使わずに水だけで打つ蕎麦の打ち方）に、更科蕎麦等は二八にします。二八蕎麦と言う呼び方は盛蕎麦，掛蕎麦一杯の値段が16文だったことからとも言われています。* 抜きや玄蕎麦を直接挽いた粉を「挽きぐるみ」といいます。* 蕎麦粉が３割以上使われていれば蕎麦と表示できます。－－【白い蕎麦と黒い蕎麦，二八蕎麦と十割蕎麦の比較】（←外部リンク　別窓）－－専門的な【蘊蓄】が大変長くなりまして申し訳ございません。

運転免許更新成功

　今月２４日が誕生日なので、先月二十日過ぎに埼玉県公安委員会より【運転免許の更新】の招待状が届いていた。　昨年暮れの１２月１５日に【無事故・無違反３５年】を達成していたので免許更新時に一緒に手続きしようと【無事故・無違反証明書】も取り寄せておいた。【無事故・無違反証明のＳＤカード】　眼鏡使用なので先月の眼科定期検診時に、運転用の眼鏡の視力も測定してもらっていた。　その時の視力は、片目づつの場合【左、１．０、右０．６】と微妙だったので両目で測定したら【０．８】だったので『大丈夫だと思いますよ、落ち着いて受けて来て下さい』と背中を押された。。　さて今日、地元警察署へ出向き、【公安委員会】の窓口で『免許の更新です』と必要書類を提出したら『この用紙に必要事項をご記入なさって、書き終わったらまたここへ提出して下さい』の指示を受けシニアグラスを取り出して書類記入。『視力検査でお名前を呼ぶまでお待ち下さい』待合室の椅子に腰をかけてから五番目に呼び出され、１ｍ四方程度の大きな鋼製箱を覗き込むと【ランドル環】が見える。【ランドル環】の例『はい、これは？』ウ～～ム、見難い・・・・テキトーに『左』『違います、じゃあ次これは？』ウ～ム・・・・やっぱり見難い。。。山勘で『上』こんな事を１０回ほど繰り返したら『▲▲さん、視力出ていませんよ、暫く後ろの椅子で休んでからもう一度やり直しましょう。』ううっ、ヤバッ・・・・（←心の呟き）待合室の椅子に座り、落ち込みながらアレコレ原因を考える。そもそも眼科で視力検査確認してからまだ一か月も経っていないのに、おかしいじゃん。。。あーじゃない、こーじゃない。。。。色々思考していたらハタと気づいた。最初に窓口で手続きをして書類に記入させらた時にシニアグラスを掛けたよなー・・・ええっ、じゃあ、今自分が掛けている眼鏡は・・・・・・急いでバッグの中を確認すると、運転用の近視眼鏡が入ってる。しまったー・・・・・急いで視力検査員のところへ出向いて『すみません、先ほど老眼鏡をかけていました。近眼用に変えましたのでもう一度お願いします。』『あっそぅ。じゃあ早速やりましょう。これは』今度はバッチリ見えるぞ・・・右目を３、４回、左目も３回ほどやった後、『最後に両目でもう一度・・』２、３回繰り返した後、『ハイ、オーケー。合格です。次、そこで写真撮影』その後１５分ほどで新しい免許証が発行された。ヤレヤレ・・・・やっと終わった・・・まだ１０時半なので、帰りにここから近い【都市緑化植物園】に寄って行こう・・・都市緑化植物園で３０分ほどデシブラをして帰宅。　免許更新時に手渡された書類に目を通して確認していたら、【無事故・無違反表彰申請書】なる書類が出て来た。なんだー、こりゃあ。。。。念の為、急いで【公安委員会】に電話したら、先方は解っていたようで、直ぐに【▲▲さん、『新しい免許証を受け取ったらもう一度ここへ寄るように』と言ったのにそのまま帰っちゃいましたよねー】えええっっっ。。。。。。。。。。。。。そうだっけー・・・・『じゃあ、今から直ぐに出直します。』は～～あ　またしても片道３０分を出直し・・公安委員会の窓口に声を掛けたら係のおばさまが『貴方みたいな人が多いのよ、私も見てたんだけど声を掛ければ良かったわねー』ナーニー・・・今頃なんだよー何だか一人でバタバタしながらも何とか終わった。。最悪視力で引っ掛かったら免許返納も考えていたので無事通過したので次は三年後の更新までガンバロー♪【今日のお花】：【紫露草（ムラサキツユクサ）】（露草科）開花時期は、 4／20 ～　7／10頃。くっきりした３弁花。花色は、青、青紫、紫、ピンク、など。高さ50cmほどで小さい花の「紫露草」と、高さ1mほどで大きめで色数豊富な花の【大紫露草（おおむらさきつゆくさ）】があり、厳密には区別されるが、普通は両方共【紫露草】の名で呼ばれることが多いようだ。