さあ、おかげさまで風邪もよくなりました。
先週ご紹介できなかった先週我が家にやってきた器の一部の紹介です。
愛知県の中部新国際空港の近くにある常滑(とこなめ)市へ先週ドライブへいきました。
ここは昔から焼物が有名で、有名なのは赤い土を使った急須や、土管なんて
ものがありますが、今はいろいろなものを焼いています。
常滑焼卸団地では3割引の小売販売をしているので、ぶらぶらと見にいきました。
大量生産の商業用器が多く、心打つものとなると、ちょっと大変です。
さてそんななかで、ふらふらと入った店兼休憩お茶処で草もちなどを
頂いて、茶釜のお湯を勝手に頂きながら店を眺めると
新しいもののなかに
古いものがいたるところにあります。
茶釜にしても、火箸、火鉢といい、「常滑焼き」以外のものがずいぶんとあります。
「この店主は絶対骨董好きの人だな・・。」
と、おもいつつ、アウトレット部門の一角にいくと
なんと、目立たないながらも「明治時代からの骨董物」コーナーがあるではないですか。
ひさびさの
キタ━━━━(°Д°)━━━━!!!!
が突然やってきました。
そこは店の人の趣味だけで引き取った漆の器やガラス、古布などもあり、
他の客が10人以上はいるのに、だれもこのコーナーには見向きもしません。
皆さん、大量生産の焼物を買い込んでいます。
「!!!」
「み・・みなさん・・、気がついていない・・・?うちが物好きなだけ?」
自分が興奮し始めているのを悟りつつも
それを他の客に悟られまいと、私は、「つまんなそー」に
品定めに入ります。
というのは、
たいていこういう雰囲気を察し、人というのは集まるものだからです。
麺、どんぶりに、煮物を盛り付けても、と、なにかと使い勝ってのよいサイズの染付け食器があり一客850円!!を2客お買い上げ~。
写真を見てもわかるように、
微妙に微妙に、吸い口が湾曲しています。
私はこのほかにも、
ふた付きの刷毛目椀2客
絵付け7寸皿1枚
漆ふた付き吸い物椀1客
ケーキ皿に使える漆皿2枚
木の実などをちょいと食べたいときに便利な豆小皿2枚
と、
できる限り夫婦用に2客、数がないものは1客と
7点買って1万円ほど。
家に帰り丁寧に荒い、器底に描かれたくらげのような模様がとってもとっても?
「このだんでぃん(斬新)なでだいん(デザイン)はあに(何)?」
と、自分の風邪も悪化しはじめていたのでした。