私の着物のお師匠さんが所属されている
財団法人民族衣装文化普及協会(相変わらず長い名ですこと・・・。)
の発表会が鶴舞の名古屋市公会堂でありまして、
ご縁があって半幅帯初級の部に出ました。
紺の江戸小紋に片流しでやりました。
毎年この時期にあるのですが、昨年はまさしく震災後の日曜日でした。
ここ愛知県でもいろんなイベントが中止となりましたが、迷った上での開催でした。
東北は実は着物文化が深い土地で、漁師さんがおっかあに買ってあげるという話しもしばし聞く話しで、漁師の奥様が意外と(失礼)着物をたくさんもっているなんていう地方だと聞いています。
震災で、命も、財産も、家財道具も、仲間も、仕事も、思いでも全部全部一瞬で失った人々の辛さ、春とともに花々が少しでも心を癒してくれるよう、東北に春が到来することを心待ちにしています。
今日一日、いろんな着物を帯をみてとても参考になりました。
こころに残るような素敵な着物や帯もありました。
着物はいいなあ~としみじみ。
十二単などの古典時代衣装の着付けもありました。
入場無料なので、着物好きにはおすすめの、年一回のイベントです。
★たわわに実る南天が、クールな色合いの刺繍になっています。大げさではなく、心静かに幸福を願う気持ちをあらわすようで素敵な帯です。★ | |
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