ふうみんの日記

今日は、内容が重たいので、途中で嫌になったら読むのやめて下さい。

朝保育園に送る前と帰宅してからも、桃を怒って叩いてしまった。

叩いたって何の解決にもならないのに、言い聞かせが通じない桃を叩くことで、自分の気持ち、やり場のないどうしようもない思いを、ただ桃にぶつけているだけだと自分でも嫌になった。

桃の発達がゆっくりなのはわかっているけれど、「どうしてこんなこともできないの？」「どうして私が言っていることが理解できないの？」と「どうして？」「どうして？」と、どんどん出来ない桃にイライラしてしまった。

いつもなら怒らないようなことにまで今日は怒ってしまって、今日からタクマンが１週間居ないという気持ちがよけいに自分をイライラさせているのかなと思う。


私が講習会を受ける日曜日に、桃をファミリー・サポート・センターにお願いするか実家の母にお願いするか迷っていたこともあって、実家の母に日曜日の予定を聞くため電話してみた。

「別に何もないし見てあげる。」と言ってくれて「何なら明日そっちに遊びに行こうかな。」と言ってくれたので、明日遊びに来てもらって、昼間ぶらぶらして夕方一緒に実家に帰ることにした。

本当はあまり実家に頼らずに、利用できる制度を利用して、タクマンのいない１週間も家で過ごすつもりだったけれど、朝から桃を叩いて嫌な気分だったし、１週間こんな生活を送るよりは、実家でちょっと甘えて自分の気分転換でもしようかなという気持ちになった。

丁度弟家族も帰ってくるということで、桃も大好きないとこ達と遊べるし、日曜日も実家で母に見てもらう方が今回はいいだろうと判断。

私の調子もあまり良くないのかな？だからよけいに桃にイライラしてしまうのかもしれない。

桃と一緒にいるのは朝の１時間ほどと夕方からの４時間くらいのものなのに、我が子相手に本気で腹を立てている私。

でも、「どうして会話がなりたたないんだろう？」「どうしてゆっくりしゃべってもこの子には理解できないんだろう？」「どうして２歳の子が出来ることが桃は出来ないんだろう？」と、思わずにはいられない。

いいところはいっぱいあって、こんな私の子とは思えないくらい優しい桃。
優しいところはきっとタクマンに似たんだろうな。

すごく怒った後でもいつも「いいよ。」と許してくれる、
「お母さん大好き！」っていっぱい言ってくれる、
「ねぇねぇ、おかあさん。」って「おかあさん」を何回も言ってくれる、

こんなに怒ってばかりいるのに私をお母さんとして必要としてくれていると思うと本当に幸せだと思う。

発達が遅い子は怒っちゃいけない、むしろ自分に自信が持てるようにしてあげなきゃいけないのに、今日はひどい言葉もいっぱい言ってしまった。

私がしていることは間違いなく言葉の虐待だと思う。

これが他人の子だったらここまでひどいことは絶対言えないし、こんなに叩いたりしないと思う。自分の子だから腹が立つんだろうな。


叩くのもしつけのうちと聞いて３歳前くらいから叩き出したような気がするけれど、やっぱり叩くことは何のしつけにもならないんじゃないかと思う。

特に桃みたいな子を叩いて怒っても、叩かれた悲しさしか残らないんじゃないだろうか？

そう言えば自分が子どもの頃いたずらをするといつも頭をげんこつされて泣いた覚えがあるけれど、そんなとき返って親に対して憎しみを感じていた気がする。それに「自分は絶対に自分の子どもにげんこつはしない。」って思った覚えもちゃんとある。


今は、虐待する親の気持ちがわからなくもないなと思うようになった。
第一今の私は間違いなく言葉や態度で虐待しているし、叩いていることだって虐待だと思う。

叩く叩かない以前に、私の言動は絶対桃を傷つけているはずだ。
それに、それを見ている蘭にはどう映っているのか。

やっぱり今は気分転換が必要だ。