ふうみんの日記

こないだ台所にいる私の横へ来たと思ったらふと消えて「あれ？」と思っているとなんと自分で台を持ってきて私の横に立ちました。

桃が台を持ってきてその上に乗るのを毎日見ているだけのことはありますね。

以前にも桃が私の横に台を置いて立った時に、自分も台を取りに行ってその横に立ったのですが
最近は自分の意志で覗きたいときは台を持ってくるようになりました。


その辺に桃が脱ぎ捨てているズボンをはこうとしたり、スプーンじゃなく私のお箸を持ちたがったり、二人目はやることが早いというのはこういうことなんでしょうね。


そういう姿を見ながら、桃のこういう時の記憶がないことを桃に悪いなーとちょっぴり思います。
１歳から保育園に預けて、毎朝バタバタと送り、迎えに行ってからも今度は家事に追われてバタバタ。性格的にもやることが終わらないと落ち着けないタチだからせかせかして結局桃のペースで物事を見ることが出来てなかったなと思います。

そして最後は、今こうして毎日時間を気にせず過ごせることを本当に恵まれているなーと思います。

もう少し自分が器用でいくつもの事を同時にこなせるタイプだったら仕事していても子どもと居るときには子どものペースに落としたり、家事と育児を上手くこなせたり出来たのでしょうが、私向きじゃなかったかな。じゃなくて出来なかった。

仕事でも上の立場になっていけばいくほど一つのことだけをやっているわけにはいかなくなって、いくつもの事を同時進行でこなす能力が必要になるけれど、それも私は苦手で上手く出来なかったし。

ダラダラ過ごしているから見つけられることも案外たくさんあったりするし「これももっと知りたいなー。」と思うことも出てきたりして自分はこういう事に興味があってこういう事に興味がないんだ、と自分の中で組み分けしたりしています。

今は子どものペースで生活して、自分のペースでまた色々出来るようになったときに備えてそうやってほんとに自分が追求したい物を見つけられるといいなーと思います。

そうは言っても行きたいと思ったところには子ども連れて行ってしまうし、稼いでくれているタクマンの忠告も右から左で出歩いてばかりいるし、専業主婦になってもやっぱりせかせかしている性格は変わりません・・・。


今は一日のうちに何回も子どもとじーっと見つめ合える時間があって朝から晩まで「おかあさん、おかあさん」と呼ばれて楽しいです。
「こら！」と怒っている時間も人一倍ですが。


それから、私はワーキングマザーを抜けましたが、ワーキンマザー応援隊です！
働く母の姿は子どもに言葉以上の物を与えていると思うし子どもは一生懸命生きる母の姿を肌で感じてその姿に包まれて成長していきます。
私自身がそうやって育ってきて、一生懸命に仕事と家事育児をこなす母の姿の思い出は私にとってかけがえのない財産なのです。
寂しい思いをしなかった言えば嘘になりますが、だからこそたくましく成長できたと思います。

愛情があればどんな子育ての仕方も間違いではなく、それぞれの親子にとって無理（気持ちの偽りなど含めて）がなければそれがベストな形だと思います。

家で子育てするのが面倒だからなどという理由で就労証明を偽造して保育園に預けている人は許しませんよ！本当に保育園に預けたくてせっぱ詰まっている人が世の中にはいっぱいいるんですから。


自分が復職後預けられなくて苦労したことがあるのでこの問題にはとても敏感に反応してしまう私です。