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テーマ:親心・・・。(833)
カテゴリ:つぶやきあれこれ
帰省中の実家で新聞の折り込みに
「学校給食のセンター化決定が早すぎる。」 というようなのが入っていました。 なになに?と読んでみると、 昨年合併して近江町から米原市になったことで、給食室での調理から給食センターでの調理に変更することがたった2ヶ月で(7月の議会で提示され9月の議会で)決められてしまいそうだとのことで 「早急に結論を出さずにもっとよく考えて下さい。」という署名を求めるものでした。 私は自分の育った小中学校の給食室が今無くなろうといているということにすごくビックリし、これは是非署名して、地元を離れている友達にも連絡して署名を御願いしなくては!と居ても立ってもいられない気持ちになりました。 帰省中にこういう署名の用紙が新聞に挟まれたことも本当に良かったと思いました。 はっきり「センター化反対!」と言っているのではなく、「もっとじっくり考えて下さい。」と訴えているところにも近江町民の人柄みたいなものを感じました。 ちょうど今日、地元の友達二人とうちで遊んでいて その紙に書かれていた連絡先に「もっと用紙が欲しいんですけど。」と連絡すると 中学時代の先生が出て下さり、中学校まで用紙をもらいに行ってきました。 十五年ぶりの中学校の校舎はすごく懐かしくこんなんだったかな?とか思いながら入りました。 給食がセンター化されるとどうなるかということも聞いてきました。 市の財政としてはかなりの削減になるそうですが一人あたりの給食費は¥4100-から¥4200-に値上がりするそうです。 またセンターからトラックで運ぶようになるためトラックを横付け出来るように校舎の一部を改修しなければならないし、二階や三階に運ぶためのエレベーターも今の物では規格が小さいためこれも変えないといけないそうです。 小学校では昨年コンクリートの給食室を水を蒔いたりしない家庭の台所のようなきれいな給食室に変えたばかりだそうですがそれも変えないといけなくなるのでしょうね。 何よりも、給食室で給食の先生が毎日調理してくれている姿を見て9年間過ごした私にとってその姿がこれからの生徒達にはもう見られなくなるのかと思うと本当に残念です。 作ってくれる人に感謝しながらいただくことに変わりはないのでしょうが、その人達の姿を毎日見られることは生徒達に大切な物を学ばせると思います。 手作りの工作と御礼の手紙を持ってみんなで給食の先生に「ありがとう」と言いに行った事が懐かしく思い出されました。 給食室の前を通ると漂ういいにおいも同時になくなるんですよね。 大きな自治体では給食センターは当然なのかも知れませんが、合併したことでいいところまでどんどん無くなっていくようで本当に寂しいです。 「食育」の大切さを考える私としては、「給食の先生がいて毎日私たちの給食作ってくれている給食室」が残されることを願ってやみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月26日 19時54分43秒
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