ふうみんの日記

今日は「子育て地域パートナー養成講座」の３日目でした。

結論から言うと、今日は本当におもしろい勉強でしたが、途中からちょっとブルーな感じになって、帰りはどっと疲れが出てしまいました。

「コーチング」というものにつて習いちょっとした練習もしてみました。

学習塾「成基」などのグループ『成基コミュニティ・成基コーチングファクトリー』の森山祐二さんが講師でした。

これまでのいかにも子育て的な授業とはがらっと変わって、講師の進め方も良くて興味が湧く授業でした。

しかし、

今日は隣の席の方と二人一組のペアになって実際にコーチングを体験する実践が多かったのですが、

私がペアになった方が３人の子育てを終えたおばちゃんで、最初は気さくでいい人で良かったと思っていたら、

途中からコーチングの練習から脱線していってそのおばちゃんの話の聞き役になってしまい、

すごく疲れたし何だか何のための一日だったのか・・・。と気が付くと帰りにはひとり落ち込みモードに。


何回か練習をお互いに繰り返して最後の５分間で

Ａさんは自分の半年後の姿をイメージしてこの講座を受講して子育てパートナーとしてこうなっていたい、こんな事をしていたい、こういう自分になっていたい、という理想を話し、
Ｂさんはそれをコーチングする。

ということをやりました。

その後ＡさんはＢさんに対して、コーチングしてもらってどうだったかということを率直に評価する
ということをやったのですが、

私がＡさん役をやったとき
「今は実際子育て中で自分の子育てに精一杯で、地域のためにというような大きな事はできないけれども
自分の身の回りで、近くで一緒に子育てしている人の話をさりげなく上手に聞いたり、さりげなく少しでも「聞いてもらえて良かった。話したらスッキリした。」と言ってもらえるようになっていたい。」
と一言話したら

「そやそや。そんななぁ～ーーーー・・・・。

それから後の４分くらいそのおばちゃんがずーっとしゃべり続け時間は終わりました。

「今は私がコーチングを受けるクライアントのはずじゃ？？？」

コーチングの練習やっているのにここまでみごとに自分の話をされてビックリしたし、

私も初対面のおばちゃんに今はそうじゃなくてと私の話を上手く聞く練習ですよと言う勇気もなく、

ここまでの練習段階でも少しづつおばちゃんの自分の話が増えてきてるなー、
なんかコーチングの話しから逸れて行ってるなーって感じてたけど

最後には本当に講師の先生のリードを無視して自分の話になってしまって、

上手く説明できませんが、疲れたしちゃんと授業を受けられなくて損したような悲しいような。


きっとおばちゃんは今どういう事練習しているのかということがわかっていなかったんだと思います。

他の課題に対してもちょっとずれたこと言ったりしていたし。


コーチングを受けたＡさんはＢさんに対してそのコーチングを率直に評価してあげて下さい、と言われたけれど

「ほとんど自分の話しを聞いてもらえず、全然スッキリした気持ちになれなかった。」
とはとても言えなかったし、

そんなことがわかるおばちゃんだったら

授業から脱線して「そんななー、いくらきれい事とか理想言うたかてな、子育ては大変なんやってー。」とか言わないだろうし

私に５分間話をさせてくれただろうと思います。


コーチングの練習やっているのにこれだけ自分のことを話すおばちゃんって、普段どんだけ自分の話ししてるんやろ？とか私はおばちゃんの話しを聞きながら心の中で独り言をぶつぶつつぶやいていました。

今日はたまたま現役子育て中のおばちゃんから見たら若いお母さんとしゃべれてうれしくてついしゃべってしまっただけかもしれないけど


「コーチング」とについては言葉自体耳慣れない言葉だったけれど、これはかなりおもしろかったです。

来週の講座ではこの後編があるので楽しみです。

今日のおばちゃんの隣に座らないように来週はちょっと考えて座らないと（苦笑）と思います。

人の話しを取るのは本当によくないことだと思いました。
私もよくやってしまうので気をつけたいと思います。