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カテゴリ:つぶやきあれこれ
今日は城陽のぱれっと(男女共同参画センター)で『六ヶ所村ラプソディー』の自主上映会がありいってきました。
託児もあったので、桃と蘭は託児に預け、ゆっくりと見ることが出来ました。 映画は津軽三味線のもの悲しい音から始まりました。 ドキュメンタリー形式の淡々とした映画なのですが賛成派の人も反対派の人も根っこのところで思っていることは同じなのだと思いました。 ただ現実の生活の中でどこまで妥協するか、どこまで未来のことを考えているか、そういう色々な思いが組重なって、たまたま賛成派にいたり中立という立場を取っているだけで、 本当はみんな再処理施設はよくないと思っているのではないかと思いました。 私はこの六ヶ所村に作られた核燃料再処理施設の問題のことを半年ほど前まで全く知りませんでした。 建設問題は20年以上前からあったのだということも知りませんでした。 その時に一生懸命反対運動をした人たちの多くが今は賛成又は中立という立場を取っているそうです。 そうせざるを得ない事情がそれぞれにあることがよくわかりました。 映画を見て思ったことは、どうしてこの核燃料再処理施設が必要なのか?ということでした。 この施設は外国(イギリス、フランス、アメリカ)にもなく、日本で初めて稼働する施設なのだそうです。 外国の例を見てこの20年の間にわかってきた危険性もたくさんあります。 それでもこの3月には稼働を始めようとしています。 流れに乗ってしまっているから、もう誰も止められないのだという印象を受けました。 政治やマスコミでどうしてこの問題が大きくならないのかというと、みんな知らないのだそうです。 実際、最近こうして動きが活発になってきただけで、それこそ建設が始まる前にもっとみんなが反対していれば違ったふうになっていたかもしれないと思います。今頃問題だと言っていては遅いのかも知れません。 それは地元の方々も映画の中で口にされていました。 でも何もしないのは賛成と同じだとおっしゃっていて、その通りだと思いました。 実際にこの再処理施設が稼働すれば、予想されている以上の被害が出るのではないかと私は思います。 放射能の問題だけではなく、地元の農作物、酪農の動物たち、海産物、全てに様々な被害が出るように思います。 知らなかったことをたくさん知りました。 そして、自分に出来ることを、自分に出来る行動の中でやっていきたいと思いました。 それは今の私には運動をするとかではなく、もっとこのことを知り問題について友達と話し合ったり、買い物をするときにお店の人に尋ねることでそのお店の人に問題を知ってもらったりということだと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月20日 17時27分26秒
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