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「社会全体で子どもの育ちを支え、子育て家庭を応援していこう。 みんなで子育てする社会をめざそう!」 を合言葉に、制度やしくみから今の世の中を考えていこうと活動を続ける4つ葉プロジェクト。大切にしているのは子どもの声や親の声、それを子育ての現場から発信すること。毎日、子育てでヘトヘトだけど、ほんの少し勇気と元気を出して、「こうなったらいいな…」を声にしたら、子どもたちの未来を明るく変えることができるかも? 4つ葉プロジェクトの杉山千佳さんをお招きして、その可能性や私たちにできる具体的な活動についてお話いただきます。 「私と社会はどうつながっているの?」「子どもたちの未来のために私たちにできることはなに?」「市民と行政の協働ってうまくいく?」 など、"私"と"みんなで子育てできる社会"について、一緒に考えてみませんか?
●とき 2006年12月1日(金) 午前10:30(会場10:15)
●講師 杉山千佳さん(4つ葉プロジェクト主宰)
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長男の進路説明会に行ってきました。
高校受験のお話です。 兵庫県の公立高校の受験はちょっと複雑です。特徴的なものとして 数年前から実施されている複数志願選抜があります。 すべての公立高校が実施しているわけではありませんが、実施して いる高校のなかから、第1志望と第2志望の2校を志願することが できます。ただし受験は1回で、第1志望では学力検査の総合点25 点を加算した点数で合否を判定し、そこで不合格であった場合、第 2志望で加算されない素点で合否判定をします。 私は名古屋出身ですが、当時、名古屋では学校群制度があり、A高 校とB高校が1群、B高校とC高校が2群というように1つの高校が 2つの群に属し、各群を受験し合格したものは、その群を構成する 2校のうちのどちらかに振り分けられました。 同じように2校を受験したことにはなるのですが、群の合格ライン は一定ですから、兵庫県のように2段階の合否判定があるわけでは ありませんでした。 さて、チャンスは2回?と思いきや、第2志望では加算点がありま せんから、学力検査での成績がまったく同じでも、そこを第1志望 にしていたかどうかで25点の差が出てきます。こうなると難しいの は志望校選び。 実はこの選抜制度にはまだ大変なことがあって、志望校を選ぶ際、 第1志望と第2志望のほかに、任意の定員割れの学校への入学を希 望することができます。ただし「任意」ですので、どこになるかは まったく分かりません。これなら絶対公立高校に入れます。 でも、入れるけど出られないケースが出てきているのです。 複数選抜制度を実施しているなかで学力的には下のランクになる学 校を、第1、第2とも不合格で、なんと定員割れの出た、姫路で1, 2を争うハイレベルな学校に合格が決まるなんてことも実際に起こ っています。 結果、入ったはいいけど、当然、授業にはついていけず、自ら退学 しなくてはならないほどに追い詰められている、という現実。 なにがいいのか、悪いのか。 つい目先のことに振り回されてしまうけれど、高校に入ることが大 事なんじゃない。そこでなにをしてどう過ごすか。そっちが大事。 悪意を持ってやっていることではないけれど、中学校側ではもうそ んな話も当たり前のように父兄に向けて発信している。 だからどうしろっていうの? そういう情報をもらい、わが子が受験を無事に終え、希望の高校に 入れるための対策を練る。それしかできないよね。こんなシステム おかしいと思っていても、それを変えることはできないことがもど かしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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