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hari_ko

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腰痛アドバイザー@ 腰が痛いのは、辛いですね。 腰が痛いのは辛いものです。 私も14…
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2006/09/20
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毎週末は少年サッカーの応援やお世話に奔走していて、自分の時間、家族と過ごす時間など、本当に限られている。自分の時間は自分次第でなんとでもできるのではないかと思うが、家族との時間は自分ひとりががんばってみても、なかなかタイミングが合わないととりにくい。

母親が忙しいと家の中が片付かず、家族が不在になりがちで…なんて悲惨な家族がたどる経緯のように言われることがあるが、そりゃキレイに越したことはないけれど、だからといって、母親は家の中をいつも整然と整えて、家族の衣食住を抜かりなく整えておかなくてはならない、なんていわれたら、母親の社会参加なんてありえないし、いったい誰のための人生よ!と、プッツリキレてしまった母親が家を飛び出し、それこそ悲惨な家庭への一途をたどることになるに違いない。

母親たちの社会参加は、会社に勤めることだけじゃない。学校のPTA活動や地域の婦人会、子供会育成会などの活動は、ある意味、会社勤めよりもクリエイティブで深くて複雑で自主性を重んじる社会参加になりうる。

こういった部分を担っているのは、どちらかと言うと「専業主婦」と言われる、報酬のもらえる仕事についていない人たちが多い。お勤めの人たちは時間がないといって逃げるからだ。それじゃあお勤めしていない人は時間をもてあましているのか、といったらそうではなくて、小さい子どもを抱えていたり、介護をしていたり、働きに出るだけの時間がないほど忙しい人も少なくない。私のように家でフリーの仕事をしている人間などは、最も暇な人種なのかもしれないと思うことがある。1日24時間の使い方は自由だから、昼間のPTA活動に参加すれば、その分の仕事は夜、片付ければいいことだし、それでも追いつかないなら、あらかじめ仕事をセーブすることも自由だ。自分が働かなくてもとりあえず食っていける、という大前提はあるが。


今日は時間のある、なしの話ではなくて…

PTAなど子どもを通じた社会参加は、妊娠、出産を機に仕事をやめてしまい、次の社会復帰のタイミングをうかがっている人には、敷居は低くて、でも中身は充実していて、復帰の足がかりになるに違いないと感じることが多い。社会復帰というのは、仕事に就くことだけを言っているわけではなく、子育て支援、福祉などボランティア活動も含めて、社会とつながる活動を持つこと。

PTAにはいろいろな部署があり、今までやったことのないことにチャレンジしなくてはならないこともあるが、素人の集まりであることは誰もが承知の上で、失敗をとがめられることはない。パソコンには不慣れでも、連絡網を作らなくちゃ!とか、バザーをするのにどんな道具が必要で、どこで調達すればいいかとか、PTAだよりを作るのに、はじめて取材に挑戦したりとか。その中で大きな役をもらえば、その素人集団をとりまとめることになる。これは会社組織のように入社試験や面接があって、ある程度の人選ができているわけではないので、なかなか一筋縄ではいかないこともある(この件に関しては、サラリーマンのわが夫が初めてPTA副会長になり立証済み)。

そして社会とのつながりの前に人とのつながりを考えるいい機会になる。
PTAというのは深く関われば関わるほど、自分のレベルアップにつながる活動だ。


で、こうやって忙しくしていると、最初に書いたような現象が起こることがある。でも、母が忙しいことが、子どもにとってはけっして不幸なことではなくて、PTA役員を一緒にやってきた仲間の子どもたちは、口を揃えて「お母さんが学校に来てくれることがうれしい」という。学校で運動会の準備を手伝う母を見て、自分のためにお母さんががんばってくれているのだから、と家でのお手伝いも活発になったりする。

少年サッカーのお世話に明け暮れる私を息子たちはいつも見ている。口に出しては言わないが、自分たちがサッカーをできるのは、こうして陰で支えてくれる大人がたくさんいるんだ、ということを身を持って知っていて、感謝の気持ちを忘れない行動をしてくれていることが、私は何よりうれしい。自分が生きていることにも、多くの人の支えがあり、感謝することを忘れずに、ということが、私が子どもたちにいちばん伝えたいことだから。

私もこういう機会を与えてくれた子どもたちに感謝!





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Last updated  2006/09/20 10:53:41 AM
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