|
カテゴリ:カテゴリ未分類
3日前、ぎっくり腰になってしまいました。
初めてギクッとやってしまったのは、広島在住のころでしたが、そ の日は寒い冬の朝で、ゴミを出しに行き、持っていた袋をポンと置 いたとたんに動けなくなってしまいました。 あまり長くそこに住んでいたわけではないので、ゴミを出しに来て いたご近所さんが「だいじょうぶですか?」と声をかけてくださっ たにもかかわらず、「だ、だいじょうぶです!」と平気なふりをし てしまい、ひどく後悔しました。家までは10メートルもなかったの ですが、冷たいアスファルトの上を這うようにして帰ったのです。 家のドアノブにも手が届かなくて、ドアをドンドンと叩き、中にい る息子に助けを求めました。たまたま風邪を引いて学校休んでいた おかげで私は命拾いをしたのだと思います。ぎっくり腰で死ぬこと はないけれど、あのまま家に入れなかったら、凍死していたかもし れません。家に入ったものの、玄関で力尽き、やっぱり寒いままだ ったのですが、息子に携帯を取ってきてもらい、サッカーでお世話 になっているお友達に助けを求めました。夫にもかけましたが、 「昼ごろしか戻れない」というつれない返事。昼までここにいたら、 死んでるわっ!(ー_ー)!! 駆けつけてくれた友達は、なんとか私を暖かいところへ移動させよ うとしてくれましたが、ちょっと触れると私が大騒ぎするので手に 負えないと判断し、また別の友達を呼んでくれました。そして、後 から来た友達が私を車で整形外科へ運んでくれ、先に来ていた友達 は、家の中をきれいに片付けて、息子と一緒に留守番をしてくれま した。 今、思うのは、こうした緊急事態に、たとえば子どもがまだベビー だったら、どうなっていただろう?ということ。すぐに助けを求め られる、すぐに駆けつけられる身内や友達がいるかどうかっていう のは、そこで生きていくうえでとても大事なことだと思います。 ご近所づきあいってけっこう面倒くさくて、若い人たちは敬遠しが ちですね。私は田舎暮らしですが、人の入れ替わりの激しい都会で は、もっとその傾向が強いのではないでしょうか? 大人同士とい うのはなかなかすぐにご近所づきあいを始めるのが難しいかもしれ ませんが、子どもを介してのお友達作りなら、意外と簡単にできる ように思います。 「公園デビュー」なんて言葉がひところ新米ママをびびらせていま したが、あれはマスコミが面白がって大げさに言っていただけじゃ ないのかな、と思ったりもします。「公園デビューは難しいもの」 という先入観で、眉間にしわを寄せて公園の入口に立っているママ には誰も声をかけませんが、ニコニコ笑ってベビーカーを押しなが ら赤ちゃんに話しかけるママには、みんな笑顔で声をかけてくれる ものです。「何ヶ月ですかぁ?」なんてひとことから、子どものこ とならどんどん話題が広がっていきます。 ベタベタした付き合いが苦手なら(私も苦手です)、さらっと付き 合えばいい。親友でなくても、いざというとき助け合える仲間であ ればいい。ママの一大事に力を発揮するのは、遠い親戚や会社人間 の夫ではなくて、同じように危険と隣り合わせのママ友。ベビーの 笑顔に目を細めてくれる近所のおじいちゃん、おばあちゃん。 自分発のネットワークを子どもを介して広げていくと、子育てはう んとラクに、うんと楽しくなるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/10 09:17:19 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|