テーマ:楽器について♪(3640)
カテゴリ:楽器
「ヤマハ」のハーモニカを、全てまとめて紹介します。
ヤマハハーモニカ シングル YH-15SN 野田知佑さんの項目で紹介した、一番初歩的なモデルです。 「シングル」という名称は、1つの穴で出せる音が1つである事を示しています。 (いわゆる「ブルースハープ」は1つの穴で2つの音を出します) 音の出しやすさ、配列の覚えやすさ、など 教育用(特に小学校低学年用)には 「シングル・ハーモニカ」がふさわしいようです。 穴の数は「15」。 ヤマハハーモニカ メロコード No.15M 手前は「YH-15SN」と同じですが 裏にも15の穴が空いており 3つずつ同時に吹くことで 「主要三和音」(音楽の授業の「起立」「礼」「着席」ですね)を含んだ 5種類の和音(Bフラット、F、C、G、D)を出す事ができます。 ヤマハハーモニカ ツーライン No.15T こちらも両側に穴が空いているタイプです。 表側はハ長調(C)、裏側はヘ長調(F)になっていますので 歌唱と同じ調性でさぐり吹きができます。 こういう、痒い所に手が届くような製品作りが ヤマハの本領と言っていいでしょうね。 ヤマハハーモニカ ソプラノシングル SS-220 名称が「220」、カタログでも「22穴」となっていますが 実際には「44穴」です。 次に紹介する「SS-440」の ローコスト普及版と考えてよいでしょう。 ヤマハハーモニカ ソプラノシングル SS-440 ヤマハハーモニカ アルトシングル AS-440 ヤマハに限らず、教育用ハーモニカの最高傑作です。 パイプ式のカバーを採用し、本体やリードも高級なものを使用していますので 繊細で澄んだ美しい音色が響きます。 (その分、他のハーモニカの倍ほどの重さがあります。小学校高学年以上向き、でしょうか。大人でも充分満足できる「楽器」です) 上が「ソプラノシングル」(SS、音域は「c1」から上に3オクターブ) 下が「アルトシングル」(AS、音域はSSより1オクターブ下)です。 写真が不鮮明なので分かりづらいかもしれませんが 上下2段に穴が並んでおり、下がC、上がC#の配列です。 「SS-440」の音階配列はこちら。 (「AS」もオクターブが違うだけで、配列は同じです。穴が44個あるので「440」です。) それにより、鍵盤でいう黒鍵の部分を含んだクロマチック・スケール(半音階)を演奏することが出来ます。 こういった形式のハーモニカを「上下式クロマチック」といいます。 (何度も紹介した、いわゆる「クロマチック・ハーモニカ」は「スライド式クロマチック」です) ですから、(写真では全く分かりませんが) 「SS-440」の表面には「CHROMATIC SOPRANO SINGLE」 「AS-440」の表面には「CHROMATIC ALTO SINGLE」 と刻印がしてあります。 ヤマハハーモニカ 複音 No.220 (複音独自の音配列ではなく、鍵盤式の「標準配列」です) 独奏用の複音ハーモニカ (No.21B、No.24B、No.S23B)がありますが、 楽天では取り扱っていないようです。 ヤマハハーモニカ クロマチックNO.1200B ヤマハの「複音」と「クロマチック」はどう説明したらよいのやら...... あまり個性を感じられないんですよね。 「ヤマハ」の看板を背負っている以上、 とりあえず全てのハーモニカを揃えてみましたというか...... やはりヤマハの本領は教育用にあるようです。 (「SS-440」「AS-440」は実に見事な傑作ですから) ヤマハミニハーモニカ ペンダントタイプ ヤマハミニハーモニカ キーホルダータイプ 以前紹介したミニ・ハーモニカです。 上がペンダントタイプ、下がキーホルダータイプ。 学校用とは別ルートで卸しているようで 学校用のカタログには、記載されていません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.05.08 11:49:25
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