ハーモニカ専門店ハーモニカ・オンリー

◆HOHNER Amadeus 7544/48◆アマデウス◆深みのある音色！



今年 生誕２５０年を迎えた

モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)の

ミドル・ネームを冠したハーモニカ

「アマデウス」です。


モーツァルトとハーモニカに何か関連性があるかと言えば

．．．ないんですけどね（笑）。



その代わり、クリスタルグラスの縁をこすって音を出す

「グラス・ハーモニカ」という楽器がありまして

　

モーツァルトは、当時流行していたこの

「グラス・ハーモニカ」のための曲を書いています。


グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K.356（617a）
http://www.marimo.or.jp/~chezy/mozart/op3/k356.html

グラスハーモニカ五重奏曲のための幻想曲 ハ長調 K.616a (Anh.92)（グラス・ハーモニカ，フルート，オーボエ，ヴィオラとチェロのための）
http://www.marimo.or.jp/~chezy/mozart/op6/k617.html#K616a

グラスハーモニカ五重奏曲 アダージョとロンド ハ長調 K.617（グラス・ハーモニカ，フルート，オーボエ，ヴィオラとチェロのための）
http://www.marimo.or.jp/~chezy/mozart/op6/k617.html

（作品番号が示すように、この３曲は大まかに言えば K.617 のバリエーションと考えられているようです）



もしかしたら、そこからのこじ付けかもしれませんね。

あ、そうだ！

「アマデウス」ハーモニカのボディーは

クリスタル樹脂（残念ながら？プラスチック）だ！！




（補足）

「ハーモニカ」というのは

もともと「複数の音を響かせるもの」ぐらいの意味ですから

（「ハーモニー」を思い浮かべてください）

グラスに「ハーモニカ」という言葉を付けても、なんの不自然もないわけです。

日本で言う、いわゆる「ハーモニカ」は

厳密な言い方をすれば

「口の（英語だとマウス、ドイツ語だとムンド）ハーモニカ」です。