テーマ:映画館で観た映画(8530)
カテゴリ:松たか子
近日中に整理して「感想文」書きます・・・って昨日お約束したんですが あんまり間を置くと 忘れちゃいそうなんで今日書きます では・・・ そもそもこの「HERO」っていう映画は TVドラマの「HERO」ありきで 作られているという大前提があります ですから HEROって何? 木村拓哉は何の役? 松たか子ってどうよ? というクエスチョンをお持ちの方は あらかじめドラマ版で予習が必要 かも知れません 「そんなんエエねん キャラクターとか背景とか気にせえへんねん とにかく松たか子を映画館のスクリーンで観たいねん!」 というノーテンキな方なら O.Kですけどね 昨日もチラッと書きましたが この手の映画に 「TVだけで充分な気がする」「映画にした意味が判らん」 「金払ってTVドラマ見た気分」なんておバカな評価をする人がいますが 私に言わせれば あなた方は「この映画に何を期待していたのか?」と 言いたいです 「TVで高視聴率獲って好評だったドラマ」なので 「その配役や設定を変えずに映画にした作品」である そのことは何もお金を払って映画館に足を運ばなくても 最初から判りきっていること ですよね? 「わざわざ映画にした意味が判らん」というあなたが 「わざわざ この映画を観に行った意味が判らん!」です いかんいかん ついつい愚痴ってしまった ハイ! ココからは気を取り直して・・・「感想文」本編です 木村拓哉は予想通りのカッコ付けた久利生公平だったし 松たか子姫は やっぱり素敵な可愛い事務官 雨宮舞子でした 他のレギュラー共演者もそれぞれ ちゃんとキャラ通りで そういう意味で 安心して観られました ただ残念なのはタモリ 話題作りの為の配役だったんでしょうが ちっとも「大物代議士」に見えない! 登場場面なんかまさに 『世にも奇妙な物語』のストーリーテラーにしか見えんかった あの役はストレートに中尾彬とか悪徳代議士っぽい人の方が シックリ来たのではないかと思う 松本幸四郎さんも「重厚さ」が活かしきれていない気がします もっと久利生との駆け引きで ハラハラさせる様な展開なら オモシロかったのになぁという感想です 去年放送された 「山口地検編スペシャル」で 久利生との 駆け引きが面白かった 今回の映画版でも同じ役で イイ味出してました 話題作りの極み イ・ビョンホン+韓国ロケは完全な「オマケ」 ですね ラストにつながるとは言え またゲスト出演とは言え あれで「木村拓哉と共演」「初の日本映画出演」と謳うのは 無理があるようにも思います それから もうひと言付け加えるとすれば・・・ 「『あるよ』のオッサン! 余計なことするな~~」です そしてストーリーや演技とは別に レギュラー陣の顔をひとりずつ グル~ッと回って撮影カメラが撮る箇所があったんですが 大きなスクリーンであのスピードで画面がグルグル回ると非常に 観にくい と言うか気分が悪くなりました 小さい頃「私でも写せますぅ」で流行った素人の8ミリの撮影でも 基本中の基本 もっとユックリ動かさないとイカンと思う という訳で 結局ココでもボヤキに終始しましたが 「娯楽映画」としては充分 面白かったし何より私のお目当ての 松たか子姫の俳優としての幅の広さをあらためて感じることが 出来た映画館でお金を出して観る価値のある映画だったこと は個人的な意見ですが ハッキリ言えます 『終わり方がどうであれ』です 同じくフジTVドラマ「踊る大捜査線」で続いた様な主役を変えた 「サイドストーリー」的続編はあるかも知れませんが 今回の 「HERO」のエンディング・シーンから察するには 木村拓哉(久利生公平)プラス松たか子(雨宮舞子)コンビでの 「続編はもう無いな」と言う気がします イヤ 「あってはならない!」と強く思う針寸です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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