テーマ:最近観た映画。(39926)
カテゴリ:映画でなんやかや
さて 昨日のお約束の実行です 映画「アヒルと鴨のコインロッカー」の 針寸的感想文書いてみます 「ゴールデンスランバー」のキルオ役 アフラックCMの新入社員役の濱田岳が この映画の主人公です 舞台は「ゴールデン・・・」と同じく仙台 東京の靴職人の息子・椎名(濱田)が仙台の大学の新入生としてアパートに引っ越 して来るところから 話は始まります ボブ・ディランの「風に吹かれて」を 玄関前で片付けている彼の背中越しに「ディラン?」と声を掛けてくる男 この「風に吹かれて」を隣人の前で歌ったことが 彼 椎名をこの後の展開に 巻き込むことになる 部屋に招かれお互いに自己紹介・・・この男(瑛太)が如何にも胡散臭い 彼 河崎(瑛太)によると隣の隣は外国人ブータン人が住むという。。。 やがて 河崎が椎名の部屋の前で・・・ 「さぁ 行くぞ 本屋だ 本屋を襲うんだ」 ネタバレを含みますので以下は伏せ字にて・・・ 核心部分には触れてないつもりですが 特にこれから原作読む予定 映画観る 予定の方は「自己責任」で ▼~▲部分をマウスドラッグしてお読みください ▼ 河崎は そのブータン人が日本語が良く判らない 勉強したがっていると言う 例えば「アヒルと鴨の違い」とかw そのブータン人に辞書「広辞苑」をプレゼントしてやろうと椎名に持ち掛ける しかも買うのではなく 本屋を襲って奪おうと言うのだ そんなことに加担したくない椎名だったが 何故か片棒を担がされる 本屋の裏口で物音を立て モデルガンの影をチラつかせる役目 その役割を「風に吹かれて」を10回歌ってる間 続けろという まんまと成功「楽勝だw」と嘯き強盗の成果を指差す先のその辞書は・・・ ▲ ▼ 「コレ 広辞苑じゃない!広辞林だよ!」 そんなシーンが この物語のプロローグといったところ そこまで観てきて 新入生役の濱田岳 そのオドオドした所作や台詞回しが 見事に新入生っぽくて好感触です 河崎がブータン人のことを話すとき 画面はモノクロに・・・ 回想シーンだから? 最初はそう思って観てた でも 映画が進む内にそのことの意味がだんだん判ってきた その他にも 後に「なるほどね」と思い起こすシーンが散りばめられている 椎名と河崎が最初に自己紹介するシーンでは 椎名の「カワサキの「カワ」 はドッチの字ですか 三本川ですか? それとも河童の・・・」との問いに河崎が 「じゃぁ カッパの方だ」と答えるシーン 新入生である椎名が 大学の教科書を買うシーンでは 「あっ それ昨日買った気が・・・」するといって 河崎に自分の部屋に入って 本棚の教科書のタイトルを順に教えてくれ」と頼み 「無いよ」って答える シーンとか それにも増して 河崎の発する言葉ひとつひとつが妙に文章的で 変な感じがしていたのですが 結末を知ると納得出来る この映画 ちなみに竹内結子も松嶋菜々子も 松たか子もキョン2も木村佳乃も 宮崎あおいも出ていません 登場する女性としては 大塚寧々 関めぐみ (針寸初見)ぐらいです 大塚さんは 暗い過去を秘めている女性(ペットショップオーナー)を自然に演じている コレも適役かと思う 関嬢は強い正義感を持った琴美(ブータン人の彼女)を これ又 そつなくこなしています ▲ ▼ 結末を知ってしまうと「何でブータン人?」「ナニ この瑛太のシャベリは?」 が勿論明らかになる訳です 「ブータン人と日本人が互いに外見似ている民族」ってことがミソなワケで 「ブータン人が「鳥葬」を行う民族である」ということと合わせて「隣の隣」 はブータン人である必要があったわけです 発想的には大変面白いし(途中でもしかして?と 判っちゃった感はありました)イイんですけど 人が り半殺しの「刑」にあうしで題材的にも ストーリー的にもやはり重ぉ~い印象 を持った さわやかな物語ではないけど ミステリーとしては良く出来た話ではありました 「ネタバレを含む」と言いながら 殆んど雑感に終始しました ネタバレの核心について書いちゃうと もしこの映画や小説を後に観たり読んだり した時にモッタイナイと思ったので その辺は控えました 言い換えれば ミステリーなんだから「読んで(観ての)お楽しみ」に尽きるという ことです ハイ ・・・ ▲ ハイ お疲れ様でした そういえば ボブ・ディランおじさん 今 日本に来てんのね♪ 今日のYouTubeは・・・冒頭の数秒 チラッと映ってるのは 風に吹かれて/ BOB DYLAN コッチのはコメント欄が・・・ ボブディラン「風に吹かれて」 松嶋菜々子・竹内結子・松たか子・小泉今日子・木村佳乃他多数 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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