*HARU*

私のお父さんにとってハルは初孫になる。
３年前に脳梗塞でたおれてから何度も入退院を繰り返してて
ほんと別人みたいに人がかわっていった。
脳梗塞になってからは自由がきかなぃ自分の体にィヤになって、
集中治療室にいるトキも自分で点滴をはずしたり・ワガママを
言ったりして看護婦さんを困らせていた。
ぅちは４姉妹で一番下の妹はまだ小学校５年生。
ゃっぱり末っ子は特別可愛ぃみたぃで、入院中も
病室に入れない（小学生は無理みたい。。）
妹の事ばっかり心配していた。

そんなお父さんが１１月１２日、お星様になってしまった。
まだ６３歳だった。
ハルが産まれてからはずっと家で看病してました。
１週間ぐらい前から『ぇらぃ・・』
とずっと調子が悪く、もどしてばっかりで動いたら
ずっともどしてぃる状態だったので病院にも行けず
あまりにも具合が悪くなったので１１日に
『明日、救急車ででも病院行こなっ』って。
お父さんは病院が大嫌いだった。
なぜなら入院するのが淋しくてィャだったから。

１２日の早朝、お母さんはお父さんに何度もおこされて
『全然寝てない・・』ってまいっていた。
朝６時『トイレに行きたい』
ってお父さんが言ったのでお母さんがつきそってトイレに行った。
それが最後になってしまった。
７時頃にお父さんの部屋からもどすような声が聞こえたので
お母さんは焦って部屋に行った。
お父さんは吐血してて意識はなかった。
急いで救急車を呼んだけどその１０分が間に合わなかった。
最初は大きく呼吸してたけど１０分の間に
呼吸が止まってしまった。
１０分がこんなに長く感じた事は初めてでした。
救急隊の人が心肺蘇生してくれたけど
そのかぃなくお父さんはお星様になりました。
急性心筋梗塞でした。

ハルが産まれてたった４ヶ月。
お父さんは
『この子の笑顔は誰にもかなわんなぁ～』
といつも言ってくれました。
私は初孫の顔を見せてあげる事ぐらいしか親孝行できなかったｹﾄﾞ
お父さんはいつも天国で見守ってくれてると思っています。
はるが大きくなって、おじぃちゃんの顔は覚えてないと
思うけど『ィィおじぃちゃんだったよっ』って
言ってあげたいと思います。
暗い話になってスィマセン（＞＜）