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カテゴリ:父問題
夕方、父が仕事帰りに病院へ寄る時間に合わせて
病室へ行った 少し早く着いたので、母がまだリハ室にいるかも と思い寄ってみたらもういなかった。 「どうも」と言って行こうとしたらPTさんに 「家族の方ですか?」と聞かれ、 退院後の事で話したいので、あとで病室に 来られるとの事。 病室に行くと、こんな時間に私が来た事に おどろいて子どもらの心配している。 今日はパパが休みやから大丈夫、というと、 「そう」と笑顔。 あとでリハの先生話しに来てくれるって、母に言うと (昨日、父がPTさんと話したことにふれて) 「お父さんな、歩けるようなリハビリしてって先生に言うてな・・。」 と涙ぐむ。 やっぱり気にしてたのね 「それは昨日お父さんから聞いた。そんなん、 今のお母さんにはもうきついんやから、 無理にさせるのはかわいそうやで、って言っといたから。」 と、ちょうど父とリハの先生が来た。 リハの先生は母の状態と気持ちをとても分かってくれている 話しの内容で安心した 無理をしてリハビリをすすめるのは、この病気の場合、症状を 進行させかねない、と父にもはっきり言って下さったので・・・。 父の気持ちはわかるんだ。 『もっと頑張ったらまた歩けるようになるんじゃないのか。』 そう思いたい気持ちはすごくわかるよ・・・?! ・・・で、その気持ちがふくらんで、 『進行していくのは動くのをさぼっているからじゃないのか。』 ココ!!これが分からん。 なんでそうなるかな~? ALSのことは散々説明してきたはず! プリントも渡したのに。 じつはカンファレンスの時も・・・、 『他になにかありませんか?』 とシメに入ったところで、初めて口を開き 「この医療がすすんだ時代にね、治療法も原因も分かってないなんて 不思議でならんのです。なにか、治す方法ないんですかね?」 と言った父。 散々、退院後の現実的な対応の事を話し合った カンファレンスの、最後がこの質問ですかい・・・ 思わず、 「そんなんあったら先生がしてくれてはるわ、 これからのことで皆が集まってくれてはんのに・・・!」 と、先生が言葉を発する前に私が言ってしまった 現実を見つめてほしい。 今も、母ができなくなった洗濯や掃除や自分の食事の準備や 日用品の買い出しで現実を感じているとは思うけど、 それをただ母のせいだと思ってほしくない。 病気のせいだと認めて、母のせいじゃないんだと認めて、 しんどくなってきたなと思ったらいつでもヘルプに行くから 言って欲しい。 今はこんな気持ち。 文章にすると、考えが少しまとまるね 帰りは父も、エレベーターつきのところへの 引っ越しも考えて行こうと言ってくれたので少し 希望が持てた。 じつは実家は団地の2階 階段の昇降が母の一番の心配事です。 そりゃそうだ。 そんな家にいたら、絶望的にもなるよね。 前から父には言っていたのだがこんなに早く 歩けなくなるとは思っていなかったのか、 話が右から左だったのだ。 経済的な事はこれから相談だけど、 とにかく要エレベーター!! がんばって、父といいとこ探します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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