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カテゴリ:ALS
母、無事家までたどりつきました
両手で手すりを持ち、父が左腕と脇を、弟が後ろから 腰を支えて、私が左足をあげる補助。 左足がピーン!となったままだから段差が上れないのね でも、抱きかかえずに行けたから良かったわ。 あとで、母の体にダメージがこなければいいけど・・・。 13時から母の在宅に関わって下さる方達がほとんど 全員集まって下さって、まず在宅医のO先生のお話。 胃ろうの説明を・・というところで てのひらを横に振る母。 「自然にまかせたいです・・・」と。 「へっ?胃ろうもバツ?」と私が聞くと、 涙目でうなづく。 びっくりした。胃ろうは造るものだと思っていたから。 先生もちょっとビックリしたカンジで、でもすぐ 優しい口調で、「今の気持ちとしてお聞きしておきますね。」 と言って、 もし胃ろうがなければ痛みを和らげたい場合に お薬の投与が点滴に限られたり、もちろん栄養補給を 点滴に頼る事になれば在宅では困難になるし・・・ つらい時間が長くなると思いますので、などなど・・。 18日に刀根山病院に行ったらそちらの専門の先生にも お話されてみて下さいね、と。 どの状態で『自分は天命を全うした!』というラインにするかは 人それぞれかもしれない。 でも、『胃ろうを造らない』ことでは人生は終わらないんだもんね・・。 そこからまだ人生は続くんだから! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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