ぼちぼち日記

保健師MさんとケアマネSさんが13時に来て下さり、
母が入所希望していることと、我が家の状況を
いろいろお話した。


結論から言うと・・・
経済的な問題で入所できるところは　なさそう。

BiPAPを使っているため、入れる所がまず市内で
2、3カ所の病院に限られる。
そして、費用が月20万円前後！かかるとのこと。

食事代、病衣代、光熱費、オムツ代などなどが発生して
それくらいの値段になるらしい。

そうなんや・・・甘かったな～。

「現実的に毎月払える金額じゃないなー」
と母。

MさんとSさんに母が施設に入りたいと思った理由も
すべて聞いてもらって、
やはりこれはお父さんの『意識改革』しかないですね・・・。と
いうことで・・・。

お二人ともすごく真剣に（聞き取りにくい、プラス（泣）の）
母の言葉を聞いて、
質問や意見を下さって、
母も自分の思いを全部出し切れたみたい。

家族以外の第三者から見て、
父の介護の様子はどうなんだろう。

お二人とも、深刻に受けとめてくださったけど、
うちだけじゃないみたいね、こういうパターン。

一度、神経難病患者の集いに父も一緒に行ってみて、
介護されている父くらいの方達の話を聞いてみるのも
いいかもしれないですよ、と。

よけいかたくなになってしまう可能性もあるとは思うが、
もうココまで来たらなんでも試してみるべし！！

素直に行ってくれるかが、まずは問題やけどねえ。



義妹が言うには、父は世間体を気にして
母を病院に入れたくないと言い、
仕事仲間と飲みにもいかず、
趣味のソフトボールチームにも顔を出さず、
母がデイで不在の土曜日ですら
出かけもせず家にいる、と。
（近所の人に遊んでると思われる、と思ってるから）

・・・おぉ～～！　
はげしく納得！

父が母の介護を放り出さないのは
『世間体』というシバリがあったのか！


それは考えが及ばなかった。
みんなが父に息抜きを推奨してるのに
「行ってても（母の事が）気になるから・・」
とか言って、
母の介護が始まってからは、
たぶん、家族の男メンバーでゴルフに一回行っただけ。
それも、母が気を使って、みんなでお膳立てして
やっと行った。

私なんか以前のように友達と遊びに行ったりしてるから
そういう父の気持ちは分からなかったなあ。


飲んで帰って来たり、ソフトのユニフォーム着てたって
『いや、○○サン、おくさん大変やのに遊んではるわ』
なんて、
近所の人もそんなふうには見ないでしょう。いまどき。


まあ、「行っても楽しめないから行かない」というなら
無理にでかけろとは言わないが
そんなんじゃ、心身ともに保たんで～
とは言っておこうと思う。
いや、手紙にしよう。ここで手紙、ですね。


で、どうやら
父の暴言は『疲れ』とは別らしいことが分かってきた。
今までは、
「疲れてお母さんに当たり散らしてる。なんとかしなきゃ」と
思ってたけど、どうやら性格の問題やな。

ほんとは介護なんてやりたくないけど
みんなの手前そんなことは死んでも言われへん・・・。
世間体が大事！でもこのイライラをどうしたらいいか
自分でもわかりません。

って、こりゃ、大変ですよ（汗）。
もー、めんどくさ！！
「むかつく！」
って言ったら保健師Mさんに笑われた。
ちょっとスッキリした。


とにかく病院は無理。
Mさんが、「刀根山病院のM先生にもこういう事情を
話して、レスパイトをお願いしながら
やってみましょう。」
と言ってくれた。
選択肢はそれしかないか・・・。
母も、がっかりしてたけど、
「もう何を言われても右から左にうけながす（笑）」
と。

さて、どうなることでしょう。
今日からのテーマは『お父さんの意識改革』です。

壮大なテーマ（？）です。
『ALSにうち勝つ』とかじゃないんですよ！
なんでこんなことにテーマをかかげなくては
ならないんでしょうかね。