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カテゴリ:40歳過ぎてからのバイクって・・・2
祝日でもあり、ちょっと早めに退社し、寄り道を・・・
郊外にある、あるバイクディーラーへ向かう。 この原付を中古でゲットした時は、予算が限られており 車種や年式、デザインや色で悩むことすらできなかった。 対応していただいた、あるディーラーの店長が、親身に なって相談に乗ってくれて、予算の割には、かなり良い 原付を勧めてくれ(yamaha JOG CE50で 走行距離300km足らず!!)即決したのだ。 擦り傷は多少あるが、新古車並みで、すこぶる快調であ る(50ccという制限を除けば・・・)。 あえて、今回はそのディーラーを最後の砦として考えて 全く初めてのディーラーへ行った。 まだ免許も取っていないのに?? 買う費用もないのに?? いやいや、「見るだけ」ならいいじゃないか!! 店にとっては「嫌な客」だろうけどね・・・ かなりの台数が置いてある。 50ccから1300ccまでのさまざまなバイク。 やっぱ、大型はカッコイイぞ!!でも乗れないし・・・ 250~400ccのエリアに向かう。 オフロードやアメリカン、ビッグスクーターがある。 400ccは車検がある。維持費を考えると250cc だろうか?でも、スクーター以外の250ccは結構貧 弱(自分の体形>)なのね。 スクーター・・・いいね!!カッコイイ!! 脚を止めて、見始めようと・・・「いらっしゃいませ!」 店員が寄ってくる。 「どのような車種をお求めでしょうか?」 う~ん、この言い回し・・・私の年齢を意識してか、即決 モードバリバリの感じ・・・に見えたのか? ふつう、安価とは言えない買い物であれば、「どのような 商品をご検討中でしょうか?」となるはずである。 私の雰囲気が悪いのか、店員の意識がそうなのか・・・ うまい棒の何味を選ぶのとは、わけが違う。 ある意味、お金を持たない「ひやかし」客なのに・・・ 話に乗ってみよう!と営業職の悪い性格が肩をたたいた。 「ご予算は?」「これくらいかな」 「車種は?」「自分の体に見合うような」 「排気量は?」「なるべく維持費のかからない車種を」 「メーカーは?」「そんなに限定はない」 「色は?」「こだわらないが、赤はちょっと・・・」 「利用するのは?」「ほとんど通勤用で」 「ご家族で兼用されることは?」「ほとんどない」 「燃費は?」「良い方が良い」 「駐車場は?」「あるけど狭いし」 色々聞かれて、店員が勧めたのは・・・ 55万のビッグスクーター!! ご・ごじゅうごまんえん??????? 確かに綺麗で、走行距離も600kmくらい。 フル装備でABSが付いている、オーディオも・・・ でも、でも、「ちょっとした新車買えるじゃん?」と思っ てしまう・・・いや、買える!!!ちょっとランクを下げ れば。 「一番お買い得ですよ」笑顔の店員。 ここで私の予算は出さないが、たぶん最初の質問をすっか り度外視にしているであろう、笑顔の店員・・・ 通勤用でと言っているのに、オーディオが付いたバイクを 勧める笑顔の店員・・・ 駐車場が狭いと言っているのに、見渡せるバイクの中で、 一番大きいバイクを勧めやがる、笑顔の奴・・・ 君は最初から私にこのバイクを買わせたかったのではない か?とまで思わせてしまう、笑顔だけのこいつ・・・ 人にものを買わせるって難しいよ!! 本当に必要かどうか、オプションも含めて、相手のニーズ に合致させることは、かなり大変なんだよ! 昔、ある営業研修でこんな例えを講師が話していた。 ある発展途上国に靴の営業を命じられた営業マンが、すぐ 帰ってきて上司に言った。 「誰も靴を履いていないし、履こうとしないので、売れま せん!!」 そのあと、別な営業マンを向かわせると、 「誰も靴を履いていないので、安全性や、機能性を説明し て、5000足予約を取ってきました。」 営業だから売らなければならない・・・ でも、相手を無視しては売れない・・・ 方法や発想の転換で、バツがサンカクやマルに変わる可能 性もある。 客と売り手の共通点は「妥協点」だと日頃感じる。 どこに妥協点を持つのか、価格か・品質か・時期か等々。 もちろん、店員にはそんなこと言わなかった。 「ひやかし」客の後ろめたさもあったし・・・ 一応資料だけもらって、ディーラーを後にした。 ある意味、今日の仕事以上に疲れた・・・ でも・・・ ディーラー回りはこれからやろう!! だって、中年オヤジの楽しみのひとつなのだから!!! まずは、教習だあああああ。がんばろっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 20, 2010 10:26:40 AM
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