４０過ぎて自動２輪取得！！

昔はさほど映画館へ足を運ぶことはなかった。
特に、世代としてはレンタルビデオ店が一気に
増えて来た時代で。
自宅で映画を観れる幸せが強かったため、封切
後、レンタルされ始めた話題作を借りまくって
見ていた。

今年になって映画は３本目・・・見ている方だ。
今回も１人で行ってきた（家族は見たがらない）。
「ベストキッド」
以前ヒットした映画のリメイク版・・・
ハリウッドスターの実の息子が主人公・・・
色々と前評判を耳にしていたが、足を運ぶ一番の
理由は、
「老け役のジャッキーチェン」であった。

小学校時代のヒーローは、すでにこの世にいなか
った、ブルースリーである。
ドラゴンへの道・燃えよドラゴンをテレビで見て、
死亡遊戯を映画館で見た。
マンガ雑誌の後ろに広告で載っていたヌンチャク
が、高額で買えず、金物屋で買ったすりこぎ棒２
本を鎖でつなぎ、ヌンチャクを作って、振り回し、
時には自分の股間や肩・肘・頭を強打し、時には
ヌンチャク（もどき）の片方が鎖からはずれ、窓
ガラスを・・・等とやんちゃしてたっけ。
のちに、ブルースリーのヌンチャクは、映画用に
ゴム製でできていたこと（全部ではないらしいが）
を知り、ちょっとがっかりしたことを思い出す。

年齢を重ねてからも、何度かビデオを借りて見た。
筋肉バカ（失礼！！）に限らず、未だにファンが
多い映画スターの一人である。

燃えよドラゴンにチョイ役で出演していたジャッ
キーチェンがその後、酔拳をはじめ、カンフー映画
の娯楽性を高め、今ではアジアのハリウッドスター
の地位を・・・
アクションの基礎が、中国功夫だけでなく、京劇で
もあり、「魅せる」アクションはすごいの一言だと
思う。ある意味、計算されつくした格闘技・・・

そのジャッキーが「師匠」、「老け役」をする。
時代の流れと言うか、当然の年齢と言うか・・・

観客は・・・色々な世代であった。
「おお！友よ」って感じの同世代や、子供連れの家
族、年配の夫婦やカップルなど・・・
今回も、ストーリーや内容は書かないが・・・
以前のベストキッドと比べ、ハリウッドならではの
派手さ（失礼！）が気になった。
その点を除けば・・・楽しめた。
時計台や屋根の上から飛び降りないジャッキー
敵と相対して、殴られ蹴られて苦しむことのないジャ
ッキー
ひょうきんな顔を見せないジャッキー
あまりしゃべらないジャッキー・・・
新鮮であった。
もちろんアクション映画の要素もふんだんにある。
面白かった。

ごくごく個人的ではあるが・・・
最近の映画館では（と言っても今年３本だけ）、
エンドロールが始まると、客が次々と席を立つ。
気になるのは歳のせいだろうか、それとも・・・
そうそう、前回見たシェアリーサムデー・・・
その辺を同じように感じていたのか、エンドロールが
終わると、あるシーンが・・・さすが小栗旬監督！！！

ちょっとだけネタバレというか・・・
エンドロールの画像、残念ながら、いつものジャッキ
ー映画のような「ＮＧシーン」はありませんでした。
それもまた、新鮮というか、残念というか・・・
ちょっとだけ、「オマケ」みたいで、楽しみにしていた
のだが。