４０過ぎて自動２輪取得！！

最初に、昨日ＵＰした内容についてお詫びいたします。

コメントを読みなおし、自ら愕然としました。
まるで、私たち被災者だけが大変な思いをし、被災され
ていない方々の気持ちを無視したようなコメントを書い
てしまったことに・・・

助けてあげたい、痛みを一緒に受け止めたい、何かした
い等、被災者とともに苦しんでいる方が多くいるという
のに・・・

一被災者として真摯に、冷静にＵＰしていたつもりでし
たが、勢いと気持ちの高ぶりに任せた失礼極まりない内
容であったことを改めてお詫びいたします。
お許しください。

もし、「これは違う！」「間違っている！」「勘違いだ！」
と思われる内容でしたら、今後遠慮なくご指摘ください。

文章で気持ちを伝える難しさを改めて感じております。


今日は日曜出勤の代休でした。
妻は出勤しましたので、家事を済まし、昼過ぎから息子と
出掛けました。
ガソリンの供給に未だ苦慮しているため、遠出はできません
が、近所のブックオフと夕飯用の材料調達と・・・

ある場所へ向かいました。
仙台新港。
今回の震災で、津波の高さが１０ｍを越えた地点です。
いつもはフェリーターミナルとコンテナヤード、早朝には
サーファーが集う場所です。
当ブログでも何度かＵＰさせてもらった場所です。

「腹減った～」「のど乾いた～」等と口にしていた助手席
の息子・・・
港に近づくにつれ、口数が減り、黙って目の前の惨状を見
始めていました。

岸壁に乗り上がった巨大なタンカー。
積み木のように重なり合っている大型トラック。
建物が津波で流され、見えなかったその先が見える変わり
果てた光景。
全国ニュースでも流された火災になったコンビナート。
２０日近く経過しても、撤去作業等、処理が追い付いてい
ない被災現場。

マスコミを当ブログで批判しながら、同じように「野次馬」
な行動をしました。
しかし、息子には見せておきたかったのです。
この光景を。

３月１１日に起きたこと。
今日現在、起きていること。
これから起きること。

息子は絶句しておりました。
でも、現実に起きていることを理解しようとしているよう
でした。

自宅に戻ってからはまた「普通」の息子でしたが、何か感
じ取ってくれたと思います。

帰ってきた妻が息子から今日のことを聞いて、私に怒りを
ぶつけてきました。
「どうしてそんな場所に連れて行くの！？」
正直な母親としての心境なのかもしれません。

父親としては見せたことは間違っていないと思います。
将来、風化されるような災害ではないと思います。
でも、息子は現状を「見た」ことで、誰にでも正しく伝え
られるようになれたと思います。
他人が話している内容が、正しいのか間違っているのか、
少なくても、今日見た現場については判別できると・・・

みなさんはどう思いますか？