４０過ぎて自動２輪取得！！

ついに、というか、やっと、というか・・・
福島原発事故が「レベル７」公表ですね。

ニュースには「京」とか「テラ」とか、とてつもない単位が
出てきてます。
そして、いつものごとく「チェルノブイリの１割」だとか、
「２９人も死んでない」とか、「原子炉は原形をとどめてい
る」とか・・・

津波被害にあっても、原形をとどめている住宅があります。
しかしながら、中は「めちゃくちゃ」なんです。

福島県を「フクシマ」と、まるで原爆の象徴「ヒロシマ」の
ごとく流しているマスコミ。
風評被害はマスコミが作り出していることに未だ気付いてい
ないのでしょうか？

今日、仕事で石巻に行きました。
大街道地区という大通りに向かい、唖然としました。
テレビで報道されている沿岸地区ほどではありません。
しかし、悲惨な状況です。
主要道路のあちこちが陥没し、店舗の大半がまだ・・・
天気の良さとアンバランスな状況・・・

この国では、会議をしている暇などないはずです。
すり合わせなどしている時間もありません。
掻い摘んだ「情報開示」は無意味だと。

元気な子供を見ていると、元気をもらえる。
東北人は我慢強い。
復興のスピードが速まっている。
がんばれ！ニッポン。

美学、美談は必要なのかもしれません。
が、
１か月を経過しても、悲惨な場所は悲惨なままです。

現実・現場を知らないまま、「会議室」で相談している
この国のリーダーたち。
震災に責任転嫁して、選挙の敗因を分析している首脳陣。
原発を外側から見て、東電の社長に、視聴者の代表です！
みたいな顔で無駄な質問をぶつける記者達。
天気予報も間違うのに、地震予報を出し続け、ことごとく
外す気象庁。

時間が経過して、知らされなかった情報が、ぽろぽろと
出てきてます。
一番知りたかった情報が、このざまです。

地震のたびに津波に怯え、地震のたびに倒壊に怯え、
地震のたびに、ライフラインがまた・・・
その繰り返しの毎日・・・

現場で私たちのために頑張ってくれている自衛官、消防官、
警察官、海上保安官、ボランティアの方々・・
・
自衛官の乗ったバスと帰宅時にすれ違いました。
皆さん疲れ果てた表情をしてます。

彼らも第２の「被災者」なのかもしれません。

「これは良い」
「これは悪い」
小さな子供に教える最低限のことです。
今の日本は、この国の組織は、それすら「あいまい」にして
います。

政治への疑念「だけ」なら、生きていけます。
今は「疑念」が生死に直結してます。
将来の子供たちの生活にも・・・

しかし、政治家の方々は、いつの日か理解される「疑念」と
同様に考えているのかもしれません。

討論するなら、「現地」に来てやってほしい。
その方が説得力が出ます。
でも、たぶん現地を見たら、討論さえ無意味なものだと感じ
てしまうのではないでしょうか？
そんな感情すら持てない人々かもしれませんが・・・

地震が頻発して心が休まらないからかもしれません。
きついコメントを自覚してキーを叩いてます。
お許しください。
しかし、東北人の我慢強さもそろそろ限界に近付いていると。

岩手の伯父が昨日倒れました。
精神的過労です。
原因は「震災」です。
今は落ち着いているようです。
でも、でも、
これも「被災」のひとつなんです。
まだ被災は拡大してます。
時間は止まってくれません。

なんでもいいから、政府はもっと決断をしてください！！
そして、マスコミはその決断だけ報道して下さい！！
余計な賛否、私情のコメントはいりませんから。
ふう～