４０過ぎて自動２輪取得！！

今日のUP、少し長めです。お許しください。

その１本日、仕事へ栃木へ（東北だけに飽き足らず、プチ
関東遠征オヤジ！）。
１，０００円割引がなくなった代わりに、中型車以上は東北エリア
の高速道路がほぼ全域無料となった。
乗用車・軽自動車は罹災証明書（等）を提示すると無料となる。

６月２０日から実施、つまり今日からである。
かなり混んでいるかと思えば、大して渋滞はなく、スムーズに栃木
に着く（こちらは営業車のため、通常料金！）。
でも、帰りの上り方面は大型トラックが数珠つなぎ状態となり・・・

被災者支援、特に遠方から支援、見舞いに来られる方や遠くに住ん
でいる家族が訪れやすくなることはありがたいかもしれない。
でも・・・

なんで今頃？
建前は「復興支援」の触れ込みだけど、救援物資を送るなら、もっと
前に無料化できなかったのだろうか？
それも、これは震災前からあった話らしい。
これを見越して、配送代を値下げしていた運送会社もあるのだから。
「人気取り」のような雰囲気が見えるのは、私だけ？
トラック協会は票集め場所？？

その２仮設住宅が建設されています。
まだまだ避難者数には追い付いてませんが、着実に増えてます。

建設現場には多くの「県外ナンバー」の作業車・ワゴン車が・・・
支援のために遠くからご苦労様と思っていた。
テレビでは、大工さんに手を合わせ、感謝しているお年寄りの姿も。

今朝、ワンセグを見ていると気になるニュースが流れていた。
仮設住宅建設に携わる建築業者に地元の業者がほとんど参入してい
ないと。
宮城・岩手・福島３県合わせても２割も満たないと。
「からくり」、それは、災害時、プレハブ協会というところの一括
受注という法律があるから。
よって、地元の業者ではなく、この協会に加盟している業者が建設して
おり、地元では手を出せないという現実。
法律で指定される「協会」「組合」・・・これって・・・

上辺では
「復興支援最優先！」
「雇用を地元に！！」
「被災者に仕事を！！」

中身は
「法律だから仕方がない」
「決まり事だから」
「変更するには協議が」

参入したくても参入できず、他の仕事が見つからず、リストラしたり、
廃業をする地元の建設業者がいるのに・・・

その３（これからの内容は、今回私が経験したことで、すべてに当てはまるこ
とではないと思われます。ご参考までに読んで下さいね）
我が実母、何かと保険に入っており・・・
乳ガンを患う直前に友人から勧められたガン保険に加入し、金銭面で助けられて
から、保険「信者」となり・・・良いことなのか、悪いことなのか・・・

先日の休みの日、
「今日調査員の人が来るから、部屋を片付けててね」
んっ？何の調査員？
「シロアリいますよ～」とか、
「リフォームしましょ！！」とか
「貴方は神を・・・」これは調査員じゃないし・・・

「おじゃまします」と入ってきた作業服姿の二人。
カメラと図面とメジャーと複数の機器と・・・・
何？何の調査？
「地震の被害状況を・・・」

母、なんと地震保険に入っていた！！
年間６万くらい払っていたらしい。それもずいぶん前から。

我が家は壁に２か所ほどヒビが入っており、その他には特に被害はなかった。

敷地内、そして家屋内、ヒビの長さや深さを測定。
そして終了！！・・・かと思ったら質疑応答となった。

家の中にあるものが壊れていないか・・・
家具・家電はもちろん、食器や装飾品、なんと本やCD、ぬいぐるみなどの人形
（ぬいぐるみが地震で壊れる？）、母と妻の化粧品のビンまで・・・
壁にかけている時計や賞状額などもひとつひとつ見ていた。

「保険適用欄に記されている物はすべて確認させていただきます」とのこと。
へ～、そこまで補償するの？
「適用になるかどうかは審査がありますから、はっきりとは言えませんが。」
確かにそうだけど・・・
正味２時間ほど家の中をチェックして、お帰りになられた調査員。
保険の適用になるかどうかは後日連絡があると言うので、内容が分かり次第UP
します。


情報操作をし、必要な情報は流さず、あとから「こうだった」と事後報告し、
そしてその解決策すら見いだせない「お偉方」。

織田雄二が名セリフを発した、あの映画の１シーンを思い出した。

モニタで現場を見ながら、会議室で協議する幹部達・・・
「ここは私の係を向かわせます」
「いや、ここは私の部隊が」
「いやいや、私の方で処理します」

「事件は会議室で起こっているんじゃない、現場で起こっているんだ！！」


縦割り行政と縦割りの「利権争い」
銀行や大企業、そして外国には弱いのに、国民には強気（で呑気）。
何一つ決められないのに、主導権を握るだけで喜ぶリーダー。
そのリーダーを、名誉と保身のためにつき落とせない取り巻き。
対抗策がないのに、口だけは対抗・反対している、他のお偉い方。

被災地の瓦礫の中の「鉄屑」は赤く錆びてます。
もうそれだけの日数が経過しています。

もう国や政府は頼れない。
自分と自分の家族は自分で守らなければ・・・
被災者は、もうそこまで追い詰められてます。

死者　１万５，４６７名
行方不明者　７，４８２名
（６月２０日現在　警察庁発表）
震災はまだ終わっていません。