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カテゴリ:地震災害
今日は早めに仕事が終わり、この酷暑では、バイク
でも当たる風が生ぬるく・・・ すこし、海の風でも当たろうかと・・・ 宮城県の仙台から東、以前にも当ブログで紹介させ てもらった「七ヶ浜」エリア。 そこの、名も美しい、「菖蒲田浜海水浴場」。 この時期、地元のサーファーや、海水浴客で賑やか になる場所・・・ 少し角度を換えて撮ると・・・ 仙台新港から流れ着いたコンテナの残骸が、砂浜に そのまま置かれており・・・ 防波堤の決壊部分は、仮工事のまま。 ちなみに右側が海、左側は、まだ水が引いていない 駐車場・・・ 浜のすぐそばにある住宅もそのまま・・・ 3階まで津波が到達しており・・・ 何が「震災復興が急務!!」なのだろう・・・ 何が「被災者の視点に立って」なのだろう・・・ 何が「復興のための税金!!」なのだろう・・・ 薄れゆく震災の報道と、被災者を取り巻く状況。 今朝、フジテレビで、小倉智明さんが被災地から中継を 行なっておりました。 現地でしか理解できない「被災」。 言葉足らずの所もありましたが、状況を訴え続けてくれ てました。 今日で4カ月となりました。 政治家や報道は、何かしらの「節目」を好みます。 しかし、実際は節目などなく、状況が好転しているのは 被災が小さかった人達であり、家も土地も職場も家族ま でも流された人々には、まだ・・・ 人間が作った「暦」に合わせるように、昨日も震度4の 地震、そして津波注意報が発令されました。 幸いなことに数10センチの津波だったようですが、津 波を目前で経験した方にとっては「またか!!」と。 原発が最重要課題であることは、国民誰もが認識してい ることとは思います。 しかし、何のために「内閣」があり、「システム」があ り、「官僚」がいるのか?? 原発だけに集中しているのだろうか? それにしては「おそまつ」だらけの対応。 原発以外にも山積している問題。 未だ、何も決まっていない国会。 4か月と言う時間の中で、この国の中枢がどれだけ無能 であったかを認識させられるという、本当に勿体ない事 実。 移動式ホールボディーカウンターが鳥取から福島に届き、 やっと一般の市民が自分の体を確認できると報道が。 しかし、来年の初旬までに7,000人を対象。 そして、「小学生以下」を対象。 年齢制限があるのには、理由はあるのでしょうが・・・ 一番、母親たちが危惧しているのは「小さい我が子が、 もし被爆していたら・・・」なのでは?? 消費税導入や他税導入の際には、諸手を挙げ、一致団結 「できる」与野党。 管おろしなど、目立つ行動には群がる政治家。 挙句の果てに、すべて「震災対策」と銘打つ非情さ。 まるで被災者が悪者にでもなっているかのよう。 節電も増税も風評被害も・・・ 震災後、避難所でお亡くなりになっているのは、老人だけ ではありません。 報道には出ませんが、幼い子供もおります。 働き盛りの人の自殺も増えております。 小倉さんが被災者からのメッセージを伝えてました。 「ぜひ、政治家の方々、国会を被災地で開催して下さい。 被災地で寝泊まりし、被災地で食事を取り、被災地で仕事 をして下さい。お願いします!!」 どの政治家が・・・ どの政治家も・・・ 不可能でしょう。 地元では、知恵を絞っています。 その「知恵」に賛同する民間企業、そして支援してくれる 「個人」がたくさんいます。 そして、その「知恵」について話し合いをしているのです。 それがボランティアのシステムであり、地元での復興工事 であり、今週行われる「東北六魂祭」なのです。 もう「議論」は聞き飽きました。 「失言」も、それに対する「追求」も・・・ 「やっています!!」 ならば、それを示して下さい。 現場を見て下さい。 住んでみて下さい、「視察」ではなく。 税金は国民のものです。 貴方達が自由にできる、貴方達が稼いだ「利益」ではありま せん。 もう「4カ月」です。 でも・・・ まだ、「4カ月」なんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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