４０過ぎて自動２輪取得！！

昨日の朝はかなり冷え込んで・・・



車のフロントガラスや、ＭＹマジェＣのスクリーンにも水滴が。

朝、いつも通り出勤し、新潟へ向かうと気温が上がってきて。


んっ？？明日（つまり今日）、突然の休みの連絡が・・・

拍子抜けしながら、仕事を終えて、仙台に戻り・・・

「今日は家に戻らない」と、朝に言ってきたから・・・

「明日休みになったから戻る」と電話を入れて・・・

電話口に出たのは実母・・・

家に帰ってからでも話せるのに、憤りが隠せないようで・・・


実父の古くからの友人がおり・・・
父と同じ職業だったのだが、途中で転職し、不幸な事故に会い
失明して、今は奥さんの実家がある福島に家族で住んでいる。

その家族には、娘と息子がいて・・・
父親の世話を積極的に行なう、良い子供たちである。

もちろん、二人とも成人して、息子は結婚し、今父母と同居し
ている。
娘も、直ぐそばに住んでいて・・・

娘には、３年くらい付き合っている彼氏がいたらしく。
今年結婚をする予定だったらしい。

それが・・・

３月１１日の震災後、暫くして婚約破棄をされたらしい。
本人たちの気持ちではなく、先方の両親が一方的に・・・

理由・・・「放射能」の影響。

つまり・・・この娘の身体に・・・という考え・・・

将来・・・への「危惧」・・・

本人たちの意向までは母も聞いていなかったらしいが、
向こうの両親が頑なに拒んでいるらしい。

ちなみに、相手の家族は「関東」に住んでいるらしく。


放射能の検査もした。

娘本人が身体検査もした。

住んでいるところも説明した。

それでも、頑なな態度はかえてもらえなくて・・・


実母に向かって、友人の妻はどうしていいか分からないと、
涙ながらに訴え、母も返す言葉が無かったらしく・・・


報道や、公衆に出てこない現実。
こんなことが、あたりまえのように被災地では起きている。

「風評被害」と一言では片付けられない、この悲劇。

いったい、政治家やマスコミは何をしているのか！！
「ヤジ禁止令」など、小学生でも言えばできることすらでき
ない、この国の政治家・・・
というか、そんなことを大の大人が雁首そろえて議論するこ
となのだろうか。
その「大の大人」が国民の代表なのに・・・

人の人生を簡単に変えてしまう「人災」。
お金には代えられない、この「惨状」。

今も、自分たちの時間を削って、被災地・被災者のために悩み、
そしてボランティアとして行動してくれる人々がいる。
その人々の活動に制限はできても、容認できないこの国の仕組み。

自分一人がイラついていても、何も改善はしないだろう。
でも、こんな身近な人の、もだえ苦しむ姿を見たくない。


１１月に入り、気温がどんどん下がってきて、東北の冬が始まっ
てきた。

日々の暮らしが戻ってきている人もいれば、２年間という縛りの
中で、先が見えない「仮設住宅」での暮らしを余儀なくされてい
る被災者も数多い。
そんな中で、厳しい冬を迎える今年。

様々な思いを持って年越しを迎えるであろう年末。

やはり「誰か」に助けを求めることは、この国では無駄なのだろうか。
それとも・・・まだ「我慢」しなければならないのか・・・


Ｍちゃん、今は励ますことも慰めることもできないけれど、
前を向いて、生きていこうね。
今はそれしか、言えないけど。