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テーマ:コーラス(2700)
カテゴリ:コーラス
7月30日~8月5日の1週間、市主催の、「国際音楽祭」があり、市内のあちこち(学校訪問・お寺・道の駅など)で、プロの演奏を身近に聴くことが出来ました
■今年は、作曲家兼ピアニストの、「小林真人(まさと)さん」が来られたので、 小林さんが作詞・作曲された合唱曲(「You can fly!」「明日を信じて」)を、ホールでのコンサートで披露するとの事で、私が所属するコーラス団体にも声がかかり、 今まで聴くだけだったプロの演奏に、一緒に出演できることになりました 「You can fly!」(中学2・3年生上、音楽の教科書採用曲)は、オープニングコンサートで! 「明日を信じて」(2011年より小学6年生、中学1年生の音楽教科書採用)と、「ビリーブ」(杉本竜一さん作曲の、生き物地球紀行の曲)は、ファイナルコンサートでと、小学生を募集したらしいけど、宣伝が足りないのか5人しか集まらなかったらしく、 結局、大人の合唱団も一緒に歌うことになったので、 それならばっ!うちの息子2人(小2・小5)も「一緒に歌おうよ!」と誘って、 初めての、親子共演となりました 事前練習2回と、実際に小林真人さん達にお会いしての練習が、1回+当日リハーサル! 息子2人は、本番は楽譜を見ずに歌っていました!さすが、子供は覚えるのが早い・・・!! 練習後は疲れた様子の息子たちも、本番ではしっかり歌ってくれて、音楽を、思う存分に楽しんでくれたようです ■練習前には、小林真人さんが、胸の内を語って下さいました。 「作詞経験の浅い僕が、2曲も音楽の教科書に載せてもらえるなんて、 本当に、宝くじに当たったような気分なんです(笑)。 『明日を信じて』は、歌詞に 『みんなみんな つながっている 私が生まれてきたことも みんなみんな つながっている あなたが生まれてきたことも 今を大切に生きよう あすを信じて』 とあるように、まず自分自身を信じて、認めて、愛して、そしてまわりのみんなが、 広い意味で言えば、人間だけでなく、生き物すべてが、この地球が、 みんな、愛でつながっているんだよ。強い絆で結ばれているんだよ。 そんな意味をこめて、作りました。 子供たちへ、歌を通じて、応援メッセージを送りたいと思っています。」 そして、プロのフルート奏者であり、今回の合唱では指揮をされる、永井由比さん(男性)も、 「歌には、言葉がある。『言霊』って言うよね!言葉の意味を、歌に込めて欲しい! フレーズの言葉のつながりや、その言葉の持つ意味をかみ締めて歌って! 『私が生まれてきたことも』で、音は下がるけれど、気持ちは次へつなげて、さらに気持ちが広がる感じで!」 とおっしゃって、歌が持つ力、言葉が持つ力を、改めて感じさせられました・・・! ■「オープニングコンサート」では、最後に「You can fly!」を歌い、アンコールに「市の歌」を歌ったのですが、 「市の歌」なんて、本番2時間前のリハーサルで初めて楽譜を見た様子だったのに、 本番では、2番、3番になるほど小林さんのピアノ伴奏がノッてきて、アドリブ(即興演奏・・・勝手に編曲!笑)しまくり・・・!! 指揮者の永井さんも、本職のフルートを吹き始めて、リズムもポップス調に!!(笑) すごくノリがよくて、歌っていて、とっても楽しかったです ■1週間の間に各地であった、ミニコンサートも、 「0歳児からの親子コンサート」「道の駅コンサート」などを聴きに行きました 演奏者との距離が、本当に近くって、プロの演奏を間近で聴けることに感動・・・!! フルート(永井由比さん)が、客席の間を回りながら、子供たちの真上や顔の前に直接息を吹きかけながら(笑)間近で演奏されたり、 尺八(大河内淳矢さん)とフルートの対決!とか、 曲当てクイズ~!とか、 チェロ(井尻兼人さん)が演奏後、倒れた!と思ったら、バイオリンの山内達哉さんが、バイオリンで「ピーポーピーポー」と救急車のまねをしてやってきて・・・通り過ぎていっちゃった!しかも音が下がった!!(ドップラー効果!?笑) そしてすかさず、ピアノの小林真人さんが、悲壮感漂う音楽! という演出 こういう、プロの音楽を聴かせながらも、子供や音楽をあまり知らない人でも楽しめる演出が出来るって、すごい・・・!! 私も吹奏楽団で演出担当しているので、とっても参考になります☆ また、小林真人さんが、小学生が授業で使う「鍵盤ハーモニカ」を、 「この楽器、つまんないなあって思ってない!? 実は、こんなに魅力的な演奏も出来るんだよ♪」 と、素敵な演奏を披露して下さったり (しかも、口と右手で鍵盤ハーモニカ、左手でピアノ伴奏という技の披露も・・・!!) フルートの永井さんが、ピアノの小林さんに、突然のリクエストをして、 「チューリップ」の歌を、「しっとりと、エグザエル風に弾いてもらえますか~?」 「じゃあ、今度はAKB48風に!」(「ヘビーローテーション」で「咲いた~♪」とお客さんも一緒に歌って!笑)と、アドリブ自由自在で、すごく良かったです・・・!! 小林真人さんは、17歳でピアノを始めたそうですが、努力して音大に入り、プロになられたなんて、本当にすごい・・・!(現在40歳・・・若く見える・・・!) 夢をかなえるのに、遅すぎることは無い・・・って実証されているようです・・・! その演奏も、「音で風景画を描くフレッシュピアニスト」の紹介どおり、とても心に染み渡る、とてもすばらしい演奏でした ■「ファイナルコンサート」では、合唱の出番は最後だったので、私たちは前半は客席で聴いていました。 「2人のバグパイプ演奏」に、「プロのフルート・バイオリン・ピアノの演奏!」 そして、「マリンバ奏者・山本晶子さん」の登場で、ソロ1曲。 次に「チャールダッシュ」を、山内さんがバイオリンソロで弾いていたかと思ったら、横から出てきた山本さんが、突然!マリンバでソロを奪ってしまうという、パフォーマンス!! バイオリンとマリンバで、交互にソロを競い合って・・・その演奏がまた、とっても上手くって、拍手喝采でした!! (息子も、この演出が一番、面白かったようです♪) そして、東日本大震災の津波で流された流木から、中澤宗幸氏(音楽祭総合プロデューサー)が製作したバイオリンでの演奏。 最後に、私たち合唱団もステージに上がり、 小林真人さんのピアノ伴奏に、パーカッションの山本さん・バイオリン・チェロ・尺八も加わって、 合唱曲「明日を信じて」「ビリーブ」を熱唱 もう、指揮者の永井さんも、ピアノの小林さんも、歌いながらのノリまくりで!! その息使いや熱気が伝わってきて、同じステージで共演できて、とってもとっても楽しかったです アンコールは、再びバグパイプ登場で、スコットランド民謡「蛍の光」♪ 2フレーズ目をみんなで歌って、演奏会の幕を閉じました。 演奏後、ロビーで思い切って小林さん・永井さんに声をかけたら、合唱メンバーにいた?と、覚えて下さっていたようで、とっても嬉しかったです・・・! 今回、プロの演奏をただ「聴く」だけでなく、「一緒に楽しむ」そして「一緒に歌い、人と人とが交流する」事ができて、大変嬉しかったです。 親子共に、大変貴重な体験をさせて頂いた事に、心から、感謝します。 どうもありがとうございました・・・!! You Tubeで小林さんの曲を探したのですが、合唱曲は無くて。。。 参考までに。(覚えやすくて、とっても素敵な曲ですよ♪) 「小林真人さん 石和中訪問」(「あすを信じて」あり) 「小林真人 あすを信じて」 「『You can fly』小林真人さんピアノコンサート」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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