震災バイオリン(中澤宗幸氏)・合唱のファイナルコンサート♪
6日間の国際音楽祭の続きです昨年度のファイナルコンサートの動画はこちら(You Tube)■5日目の10日(土)夕方~竹田劇場にて交流会誰でも参加できる、ということで、思い切って行ってみました井尻さん(チェロ)・大河内さん(尺八)・小林さん(ピアノ)・山本さん(パーカッション)達に、色んな裏話などをお伺いできて、とても楽しかったです今回、こども園や施設など、色んな場所で演奏していただいたのですが、1日に何公演もあって忙しくて、ゆっくり観光している暇が無かった~!とかね。プロの音楽家達と、こんなに交流できることに、感謝ですするとそこへ、この国際音楽祭・総合プロデューサーの、中澤 宗幸氏が来られたんです・・・中澤宗幸氏は、バイオリンドクターであり、東日本大震災の流木から、バイオリン・ビオラ・チェロを作られた方です!中澤宗幸氏の紹介・軌跡の一本松をバイオリンの魂に中澤宗幸・津波ヴァイオリンは人知を超える力があることを語るメッセンジャー「(妻が)『テレビでは“瓦礫の山”と言っているけど、“瓦礫”なんかじゃないわよね?』と。ハッとしました。報道で“瓦礫”と言われているものの中には、家族の思い出がつまった家の柱があったでしょうし、家具として使われた木材がたくさん含まれていたはずです。(妻が)『流された木でヴァイオリンをつくることはできないかしら?』と言ったのがきっかけです。」本当に、その通りですよね・・・。【送料無料】いのちのヴァイオリン:森からの贈り物 [ 中澤宗幸 ] 【送料無料】松の子ピノ~音になった命~[ 北門笙 ](絵本)↑ ↑ ↑この「松の子ピノ」の絵本、先週たまたま図書館で見かけたのですが、最後のページに、中澤氏の紹介が載っていて、驚きました!(昨年のこの音楽祭で、震災バイオリンでの演奏があったので。)絵本は、奇跡の一本松を子供の松に例えて、バイオリン作りのおじいさん(中澤氏)と交流するお話です。そして、中澤氏が同じテーブルに来られた時に、ご自身が作られた震災ビオラを、先月、皇太子様がお弾きになって、直接お会いして、とても緊張した!という話をされて、一同聴き入ってしまいました・・・!津波の流木で作ったビオラ、皇太子さまが演奏皇太子さま「震災ビオラ」ご演奏素晴しいことを実践されている方には、素晴しい出会い・人々が集まってくるのでしょうね大変貴重なお話を、どうもありがとうございました!!■11日(日)は、「ファイナルコンサート」私たちコーラス隊は、最後の出番までは後ろの席で聴いていたのですが、大変素晴しい演奏の数々に、感動の嵐でした~1、ヴァイオリニスト・山内達哉氏の演奏本来は予定していなかったのですが・・・。なんと、中澤宗幸氏製作の震災バイオリン(津波バイオリン)が、「ヴァイオリン・プロジェクト 『千の音色でつなぐ絆』」で、本日、戻ってきたらしく、急遽!山内氏が、この震災バイオリンで演奏されることに・・・曲は、ピアノ・ビオラ・尺八・パーカッションも入って、昨年と同じく、山内氏作曲の「天空之城~竹田城跡~」・・・前日に、中澤氏もおっしゃっていたけれど、何というか・・・色んな人たちの、思いとか、願いとか、希望とか、波動みたいなものが、このバイオリンに詰まっていて、それらが音色に乗せられてたくさん響いてきて、胸がジ~ンと熱くなってしまいました2.ピアニスト・小林真人氏の演奏 1曲目は、まずお客さんに手拍子をお願いして、そのリズムに乗って、アップテンポのノリノリの曲曲が始まると、手拍子が裏拍に(ジャズのように)なっているんだもの~、かっこいいですねえ~2曲目は、自作曲「蒼月恋歌」 まさに、「音楽の風景画家」の名の通り、とっても綺麗な風景が浮かんできそうな美しい曲でした3.ピアニスト・河村泰子さんの演奏川村さんのために作曲された曲の一部などを弾いて下さりました残りの楽章が気になる方は、CDをどうぞ!と(笑)。4.バイオリニスト・アテフ・ハリム氏の演奏(伴奏:河村泰子さん)ここで、中澤氏が再び壇上に上がり、「実は今、ヴァイオリンの歴史的名器を、修理のために3ヶ月間だけ預かっておりまして、東京に置いてくるのも怖いので、肌身離さず持ってきたのです。すると、アテフさんがどうしてもとおっしゃって。なので、皆さん!本来なら、このバイオリン演奏のチケットは、一人数十万円かかる所ですが(笑)!特別料金でお聴き下さい」って(笑)(ちなみに、ファイナルコンサートの入場料は、大人1,000円、高校生以下無料です)そして、歴史的・世界的名器での、アテフ氏の演奏こんな田舎で、こんなに素晴しい演奏が聴けるなんて!もちろん、とても素晴しい演奏で、アテフ氏も、(後の打ち上げで)「今日はサイコーに幸せです!」と、満面の笑みで何度もおっしゃっていました5.全員合唱「明日を信じて」(小林真人・作詞作曲)「翼をください」私たちコーラス隊60人が舞台に上がり、小林さんのピアノ伴奏に、バイオリン・チェロ・尺八・パーカッションも加わり、バイオリン(音楽監督)の山内さんの合図(結局、指揮無し☆)で、精一杯、歌わせていただきました満席のホール、プロの演奏家達との共演・・・少しの緊張も合わさって、本当に気持ちよく、歌うことが出来ました「明日を信じて」の後、アンコールが巻き起こり、「翼を下さい」を、お客さんも一緒になって、歌いました (と言っても、「翼を下さい」はプログラムに載っていたんですけどね☆)そして「翼を下さい」のサビの部分を繰り返して、演奏もコーラスも最高潮のうちに曲が終わると、なんと、客席中からスタンディングオベーション(満場総立ち。立ち上がって拍手喝采!)が巻き起こって、ビックリしました・・・それだけ、素晴しい演奏会だったってことですよねその演奏会に、コーラスとして共演できたこと、プロの演奏家達と、交流できたこと、とっても、光栄で、幸せですお客さんに喜んでもらえる演奏、お客さんに感動してもらえる演奏、地域の人たちと交流できる演奏、それらは、私の理想であり、憧れです(私も吹奏楽団で、演出担当をしているので。)今回の音楽祭も、非常に多くのことを学ばせて頂きました・・・!スタッフや裏方さんたちも、本当にありがとうございます!皆さんとの出会いに、感謝します本当に、素晴しい一週間を、どうもありがとうございました・・・