春花 in USA：博士号の後。

　私は高速道路の運転が怖い。というか、一人で高速道路を運転したことがこれまで片手で数えるほどしかないし、もう高速道路は運転したくもない。交通事故にあいそうになったし（でっかいでっかいトレーラーのblind spotに私がいたらしく、私の車線に入ってきて、ホーンを鳴らしても全然聞こえてなくって、危うく殺されるところだった。運よく車道の横にスペースがあったからつぶされずに済んだけど）。高速道路だと、スピードが速いし車が多いし、私はパニックになってしまうのです。パニックになると目をつぶってしまうから余計危ない。普通の道路でさえ、私の運転はままならないのに（いろいろぶつけているし）、高速道路の運転は無理です。

　長い前置きだったけど、ボランティアでSchool VisitsやHome VisitsをしているPsychologistの人に来週の火曜日の午前中に会って、いろいろ一緒に仕事を教えてもらう約束をしていたんだけど、今日のメールで、会う場所が高速道路を30分も運転しなくてはいけないところを指定されてしまった。がーん。最初、ショックで放心状態だったけど、気を取り直して、「高速道路を運転しなくてもできるSchool VisitsやHome Visitsの日があるのならば、火曜日はキャンセルして別の日に変更してください」ってメールを書いておいた。死んじゃうくらいなら、ボランティアできないほうがいい。だって、School VisitsやHome Visitsができなくっても、病院で患者さんを診るボランティアはできることが決まっているし。高速道路を運転するくらいなら病院で長時間働くほうが全然まし。

　こんな私が、Driving Phobiaの患者さんを治療してるなんて自分でも信じられない。