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春花 in USA:博士号の後。

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2006年01月10日
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 今度の面接は、低所得者・マイノリティーを中心に治療やアセスメントを提供しているCommunity Mental Health Center。理想として、サービスが必要だけどなかなか必要なサービスを得ることができないでいる低所得者マイノリティーのために働きたいとは思っているけれど、そういった人たちを対象とすると金儲けではないため、ここのインターンシップはすごかった。

 まず、インターンが7人いるのにパソコンが1つ。セラピールームも空き部屋を自分で見つけなくちゃいけない。

 それから、一週間で30人の患者を外来で診る上に(最初聞いたとき、耳を疑った)、学校に週2日間派遣されて一日6人ずつの患者を診る。さらに、アセスメント&ペーパーワーク。現役インターンによると毎日朝8時から夜7時までは必ず仕事して、週末もアセスメントのレポートを書いたりして過度の労働。もちろん博士論文をする時間などなし。

 その上、給料がすずめの涙。New York Cityでこれだけでは絶対やっていけない金額。

 タイムカードまであって、毎回出勤と帰宅の際指紋を取らないといけないらしい。

 こんなものすごいンターンシップ初めて目の当たりにしました。

 ちなみに、面接は2人のPsyhchologistsと一時間ずつしてとってもいい人たちだったし、スーパーバイザーとして上手くやっていけそうな人たちだった。

 最初の面接は、vignette(トリートメントケース)の分析。メキシコから移民してきた5歳の男の子のvignetteだったんだけど、どんなアセスメントQuestionsが思い浮かぶかや、可能性のあるDSM diagnoses、どんな治療をするかなど答えるもの。こういう分析とっても好きなので、はりきってました。この面接官はしっかり私の願書を読んでいてくれたようで、私のことに興味を持ってくれて日本の話もしてました。彼女はオフィスに「夢歩」っていう女の子の写真を飾っていて(友達の娘)、辛いこととかあるとかわいい夢歩ちゃんの写真を見て元気をもらってるんだそう。「あなた、日本に縁があるわね。」と二人目の面接官の奥さんが日本人だと教えてくれた。

 この二人目の面接官は言葉少なめな人だったけど、とっても感じのいい人だった。「You are a strong candidate.」って褒めてくれた。

 でも、いくらスーパーバイザーがよくっても条件が悪い・・・・。後でインターンから聞いた話を思い起こしては身震いしてました。





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最終更新日  2006年01月19日 15時15分23秒
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