カテゴリ:インターンシップ&博士課程
私の博士論文は日本の子どもと家族についてなんだけど、アメリカにいる私がどうやってデータを集めるかと言うと、データ収集に協力してもいいと心強い申し出をしてくださったある日本の大学の教授のつてを頼りにしています。
この教授とは2002年のある学会(アメリカ)で知り合いました(仮にJ教授としておきます)。J教授のシンポジウムに参加して、どきどきしながら質問して、シンポジウムの後に自己紹介しにいったのが始まりでした。このときはまだ修士論文を書いている途中で、将来的な博士論文の話をしたら「何かできることがあれば力になりますよ。」と暖かいお言葉をくれたのでした。 お言葉どおり、博士論文のPilot Study(試験的なデータ収集)に協力してもらい無事データを集めることができました。このときのデータ収集ではJ教授の博士課程の生徒さんたちにもとってもお世話になりました(実際データを集めてくれたのはこの博士課程の生徒さんたちでした)。私が日本に帰った際には、J教授やお世話になった学生さんたちに会いに行ったり、去年の学会(アメリカ)でJ教授と再会したりと交流をしてきました。学会では、ダーリンや、ダーリンの元アドバイザーDr. P、それからDr.Pの研究室のRSと私、J教授の5人で夜遅くまでいろいろ語り合ったり、一緒に食事に行っておごってもらったりもしました。 Pilot Studyのデータ収集をしてくださった御礼にと私のアドバイザーがJ教授にお礼の手紙と一緒にアドバイザーが書いた本をJ教授に送ったら、そのお返しにとJ教授が出版した本を私のアドバイザーにくれたりと、J教授はとても素敵な人です(ちなみにこのJ教授の本はあるアメリカの学術誌のリビューでとてもよい評価を受けていました)。 こんな感じに、学会でのふとした出会いが、ものすごーく私を助けてくれています。人と人のつながりっていろんな面で私を成長させてくれるし、人生を豊かにしてくれる。 さっきちょうどJ教授とデータ収集の話を電話でしてました。博士論文での本データ収集でもお世話になります!J教授と、J教授に出会えたことに感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月21日 15時41分03秒
コメント(0) | コメントを書く |
|